厳冬期立山ワンデイ    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん 深澤名人 髭魔人

2013年2月17日


立山駅0:00~美女平1:19~弘法5:43~弥陀ヶ原Ⓗ8:25~室堂11:30~一の越12:40~雄山山頂14:06~
室堂15:00~美女平17:00~立山駅17:30


またとんでもない企画YASUHIROさんが練っていた、厳冬期に立山ワンデイなんて…。週末は晴れそうだが連日の
降雪で厳しいラッセルだろう。
午前0:00ろくに睡眠が取れなかったが出発、今日は名人も参戦だ。暗くて傾斜のきついケーブルのトンネルの階段を
登り出たら激ラッセルの洗礼、先が思いやられる。
美女平で小休憩したらすぐ出発、先は長く遥か遠い。交代でラッセルをし高度を稼ぐ、スーパーファットでも膝ラッセルに
なり先頭は辛いが夜明け前から気温が下がり-20℃くらいになりとても寒い。早くラッセルが回って来ないかと思った。
夜が明け視界が開けると広く真っ白な台地の真ん中に僕たちがいた。素晴らしい。
弥陀ヶ原ℍで休憩、髭ちゃんは寝てなく苦しそうだがまだ先は長い。
この先はアルペンルートから外れ斜面に取り付き室堂目指しトラバースしながらルートを作る、アップダウン作らない様
にGPS見ながら行く。
室堂や剣、雄山が見えだすと気合が入り名人が飛ばす、Ⓗは雪で半分くらい埋もれていた。ここで皆を待ち出発。
一の越手前でクトーを付け小屋に到着。山頂はすぐそこだ。
風の当たらないところ探しアタック準備する、スキーからアイゼンに履き替え横風に耐えながら山頂に到着。
14時間頑張りました。このメンバーでないと達成できなかったでしょう。
記念写真を撮ったらスキーを履き山頂から滑降、ルンゼを滑り室堂へ。全員そろったら後はトレースを使い下るだけ、
しかし長い。
やっとの思いで弥陀ヶ原に着きデポしたメットを回収し立山駅までは沢を下っていく。トンネル同様に急峻で面白いが
下部は堰堤があり大変でした。
駐車場で皆で握手をし山行が終了、写真でしか見たことのない立山の厳冬期を体感でき大満足でした。

夜明けのアルペンルート、膝下ラッセルです。

振り返ると能登まで見えた。

弥陀ヶ原Ⓗ、まだまだラッセルが続きます。

室堂まではトラバースのラッセル。

室堂、雪の多さに圧倒。

一の越、カリカリで風が強いが名人は元気。

山頂へ、高度を上げる。

もうちょい、小屋は埋まっている

到着。14時間頑張りました。しかし名人元気すぎる。

山頂で滑降準備

楽しい。

至福の瞬間

皆幸せでした。

永遠と続く登りのトレースを下っていく。