厳冬期単独白山ワンデイ    戻る


メンバー  僕

2013年2月1日

白峰23:07〜百万貫岩00:40〜市ノ瀬2:17〜別当4:07〜4:17〜甚之助6:20〜弥陀ヶ原7:37〜
山頂8:30〜8:41〜別当9:20〜市ノ瀬9:55〜白峰11:47


厳冬期に2日続けて安定して快晴になる事は珍しき事でこれはチャンスと思い白山ワンデイにチャレンジした。
快晴1日目はラッセルが厳しくワンデイは難しそうだが2日目なら可能だろう。
昼から仕事なので23:00発とし暗い県道を出発、読みどうり雪はモナカで踝ラッセルで済んだが単独なので
体力が消耗する。黙々とトレースを作り進みほぼ予定どうり市ノ瀬に着いた、途中の発電所には街灯が点いており
通過する時暗闇から解放された。
県道は雪崩れておらず別当まで快適に歩けた。5時間歩き雪に埋もれた別当休憩舎に着いた。今年は雪の量が多い
ヘッドライトの電池を替え栄養補給したらすぐに出発、県道歩きで股関節が痛いがこの先は傾斜があるので大丈夫
だろう。
1本橋は雪が着いておらず安心して渡り尾根をガンガン登り高度を上げた、暗闇の中GPSで位置を確認して進み
甚之助に着いた。新小屋は屋根の1部が出ていた、この辺りから雪は固くなりクトーを付けラッセルから解放された。
南竜分岐でようやく明るくなり気合が入る、弥陀ヶ原に上ると山頂が見えモチベーションが上昇、シュカブラが一面に
広がりとても綺麗だ。
室堂の脇の谷から山頂を目指す、今日は氷化しておらずスキーで山頂まで登り詰めた。
出発から9時間20分やっと着きました、絶景です。厳冬期の山々はとても綺麗、来てよかった!
休憩したら滑降準備して下山。室堂に滑り込み写真撮影、ここも雪が多く鳥居の上部しか出ていない。
弥陀ヶ原から観光新道へ滑り込む、気温が上り斜面が雪崩れてきてるので写真は撮らず速攻で滑降したが2000m
から下はモナカで苦しめられた。登りではモナカ斜面にラッセルから助けられたので我慢して別当に到着。
山頂から40分で降りてきた、スキーの醍醐味です。
この先登りのトレースを使いドンドンと下る、雪温が低いので板も良く滑り35分で市ノ瀬に到着、早い。
しかしここからが試練で白峰までは長い県道をストックで漕ぎまくり進む、単独なので辛い、忍耐力が必要だ。
なんとか昼前に白峰に着いた。完全燃焼です。
余韻に浸ることなく速攻で金沢に戻り仕事をした。


夜明け前の新甚之助小屋、正月入山パーティーが残した赤旗がある。

登ってきた甚之助尾根、やっと明るくなってきた。

弥陀ヶ原、シュカブラがお出迎え。山頂が見えモチ上昇。

朝焼けの別山。

室堂横から山頂に行きます。

ラストスパート、もうちょいです。

山頂、9時間20分頑張りました。

定番のショット

ビジターセンターと鳥居、雪の多さが分かります。

観光新道、ここから安全地帯までノンストップで滑降する。

市ノ瀬、1階が埋もれている永井旅館。

片斜面の県道、ゴールは近い。