乗鞍岳 スカイラインから往復          戻る





チャリ鞍岳

土曜日は大雨でどこの沢も濁流だろう、もう普通の登山をするしかない日曜日。静かな山、チャリを頭の中でググると乗鞍岳と出た。乗鞍スカイラインは昨年から工事で通行止めになっていて今年の夏ころに開通するとか。開通前の管理がされていないスカイライン、安全安心、人に迷惑が掛からない時期なのでお先にチャリって来た。

男なら朴ノ木スキー場からチャリろう。標高差1463m距離は20km…、深夜に到着すると満点の星空で天の川も見えていた。3時半にスタート、登り一辺倒のヒルクライムが始まった。肌寒かったがすぐにポカポカ、今の時期は山岳ライドが気持ちいい。
もう夏至、4時前には空が白んできたが周りはまだ真っ暗、災害現場では重機が沢山あり急ピッチで復旧工事がされているようだった。夫婦松あたりで空が赤くなってきた、北アルプスからのご来光を期待して待つことにした。やっぱり立ち止まると寒くウインドウブレーカーを羽織って待つが雲が多くてダメだった。

もうガシガシ行くしかない、樹林帯を抜けると寒い、猫岳あたりで防寒対策をした。足と手がちぎれそうに痛かった。四ッ岳を越えて斜度が緩くなるころに太陽光線が当たり寒さから解放された。無人の畳平に到着、メチャ寒いからダウンを着てここから登山開始です。無人って最高、こんな静かな乗鞍岳なら毎週でも来たいくらいでした。

頂上小屋の屋根にはツララが出来ていた、やっぱ寒いんですな。サックっとピクって写真撮ったら寒いので帰ろう、帰りは早かった。畳平からお楽しみのチャリリン、地雷が多いから気を付けてぶっ飛ばします。2回小石を踏んでしまった、案の定バースト…四ッ岳手前の地点でした。寒いっす、かじかむ手でパンク修理をした。この先も地雷が多いのでもっと気を付けよう、工事現場では休日なのに作業をしていた。どうもすみません、通ります。すると重機のオペの方はダンプが走っているので気を付けてくださいと笑顔で言ってくれた。飛騨の建設業の人たちはいい人ばかりなんですか、トラさん?

あっという間に朴ノ木スキー場に到着、冷え切った体を温めたい。風呂はまだ営業前なので荒神の湯に浸かって温まった。昼過ぎには自宅に到着、家族サービスでぼくちゃんと動物園に行ってきた長い一日でした。。。


赤い雲と赤いバイク。

我が白山。

快適なスカイライン。

日本一の高所ロード。

無人の畳平。

登山開始。

早くもピークが見えてきた。

振り返る。

ツララができていた。

着いた。

さらば。

パンクしちまった。

温泉に浸かって温まろう。

貸し切り。