白山2回目 別当谷滑降 戻る
メンバー 僕、YSHRさん、あんちゃん、ガンちゃん
2019年12月8日
白峰ゲート11:50~市ノ瀬12:45~別当出合2:54~3:21~甚之助小屋6:02~37~室堂8:45~白山山頂9:35~10:05~滑降~黒ボコ10:24~別当谷~中飯場11:05~別当出合11:20~市ノ瀬12:20~白峰12:49
今日は地獄メンバーと白山に山スキーに出かけた。暖冬と言われながらやっと雪が積もった白山、もうスーパーファットしか太刀打ちできないから重荷を背負って完全燃焼するしかない。
昨夜は夕方寝て夜に起きた、2時間ほど寝れただろうか。寝てる場合ではないので白峰に向かった。外は本降りの雨で気分はブルーだったが白峰に着くころは雪に変わっていた。前泊のガンちゃんはもう準備完了、相変わらずの30分フライングスタートで先に行ってしまった。遅れる事20分後にスタートできた。
準備で来た人からスタートする、重荷のチャリは辛いが頑張ろう。雪がちらつくけど体はポカポカ汗が滴り落ちないのが良い。百万貫を過ぎた辺りでガンちゃんを抜かした、早くチャリ力を付けてください。しばらく走るとあんちゃんが迫ってきた、今日は強いね。そしてアタックをかけられた、バトルは勘弁してください、ガシガシ漕いで引き離したらもう安心。汗だくで市ノ瀬に着いた。
除雪はここまで、チャリをデポして4人の行進が始まる。久しぶりのポンは足が重たい、交代しながらラッセルをして行く、ブーツラッセル程か。話しながら登ると時間が経つのは早い、もう別当ですか。積雪は60センチ程だった。建物の中に入って休憩した。栄養を補給して出発。YSHRさん先頭に一本橋をスキーのまま渡っていく、これが一番安全なんです。
橋を渡るとガチラッセルが始まる、今日はポンで来なかったら大変どころではなかったと思う。積もり始めてから雪が締まっていないので深いラッセル、石畳もYSHRさんが引っ張っていく、さすがレジェンドです。この先は交代でラッセルしよう、林道ラッセルより楽しい、ガンちゃんも楽しそうだ。しかしシンボルのダケカンバを過ぎた辺りからあんちゃんがペースダウン、チャリでアタックしたのが効いてきたみたい。そして終日使い物にならなかった。
おじさんたちでトレースを作っていく。ガスで視界が無く真っ暗闇のなか甚之助小屋に到着、中に入って地獄装備を装着、腹も減ったので栄養も摂った。さあ出発しよう、外に出るとまさかのピーカン、白山の神様は見捨てていなかった。気合が入りラッセル開始、エコーラインから登り上げることにした。途中で日の出を迎える、大長山がオレンジ色に染まっていた。エコーの谷筋は深いラッセルだが気合いが入れば大丈夫。
あんちゃんも頑張っている、しかしカメラを板の上に落としてお陀仏、シールも剥がれている…。泣きっ面で弱音を吐いていたが離れる訳にはいかないから頑張るしかない。
尾根に上がると絶景だ、白山は真っ白、弥陀ヶ原にはシュカブラ、プチモンスターまでいた。頑張ってよかった瞬間です。
室堂の吹き溜まりの雪は屋根まで達していた、ここからはクトーを付けて山頂を目指す。意外にも氷化はしていなかった。いつも最後の登りは辛いが山頂に着くと今日も疲れが吹っ飛んだ。北アルプスが見えている、絶景だ。記念写真を撮って奥社で12月のお参りをした。遅れてあんちゃんも到着し滑降準備をした。
今日も山頂から滑る、肩から正面のパウダーを頂いた、最高です。雄叫びをあげながら白山にシュプールを描く、あっという間に黒ボコに到着、ここから観光新道の斜面を滑り別当谷の上部を滑り高度を落としていく。ずっと続くパウダーは至福だった。際どく滝下まで行き谷に降りた、ここからは地雷地獄、ここもYSHRさんが先頭で針の穴を通すように際どく滑降し安全地帯に到着、みんな無事です。
ここから林道経由で中飯場へ、そして登山道を一本橋まで滑り降りた。さて、地雷の傷はどうかな?恐る恐る皆で板を裏返した、大丈夫、致命傷はなかった。
別当から市ノ瀬までもよく板が滑り快適、後はチャリって白峰に戻ろう。ガンちゃんの後ろをチンタラ走っていたらYSHRさんにぶち抜かれた、バトル開始…、今日も完全燃焼でした。
小屋から出るとピーカン。
気合が入る。
エコーラインに行く。
朝が来た。
大長山が光る。
谷筋のラッセルは深い。
モンスターからひょっこり。
大きくなれ。
マンダム。
真っ白。
弥陀ケ原へ。
シュカブラ。
あんちゃん頑張っている。
五葉坂のモンスター。
室堂に到着。
屋根まで積もってる。
ここにもシュカブラ。
鳥居。
山頂へ。
振り返る。
肩から大岩を越えると。
着いたぜ。
記念写真。
あんちゃんもゴール。
山頂から滑る。
パウ。
滑りは別足。
安定の滑り。
みんなのシュプール。
際どく別当谷へ。
安全地帯。
一本橋。
完全燃焼。