1月　別山ワンデイ　　　　　　　　　戻る

メンバー　僕、YSHRさん、あんちゃん、コーエー

2020年1月22日

白峰０：０８～市ノ瀬３：０５～猿壁登山口４：０５～チブリ小屋８：３５～別山山頂１０：４０～１１：１６～滑降～チブリ小屋１２：００～
登山口１２：４９～市ノ瀬１３：０７～百万貫岩１４：０８～白峰１５：０８

今日は晴れでビッグデイ、仕事を休んで白峰からの記録がまだない厳冬期別山に行ってきた。白山よりハードなのは確実なので気合が入っていた。

深夜0時前に到着するとみんないた、予定は０：３０発だけど気合が入っていた。チャリが使えそうでないから今日は完全燃焼が確実だった。初めて会うコーエーはもうスタンバイして先に出発していった。遅れて出発し後を追うが一向に追いつかない、どんなハイペースなんだ。三ツ谷でようやく追いつき先頭を代わった。ラッセルはプチで深くても踝だが偉いハイペースだね。このアプローチで飛ばし過ぎて痛い目に遭った人は沢山いる。

キッチリ3時間かかって市ノ瀬に着いた。ビジターセンターの軒先で休憩して出発、先は長い。林道歩きを終えて夏道通りに取付いた、ラッセルが深くなるが4人で回す。コーエーは率先してラッセルしていた。途中から夏道から外れ尾根に乗りあげる、雪が多くないから藪がうるさかった。また夏道に復帰する頃に明るくなってきた。白山が超きれい、やがて朝日が当たり赤く染まった、ビッグデイにふさわしい夜明けだった。

小屋まではまだ遠い、際どいルート工作はコーエーはお休み、3人で回した。朝方は寒かったが夜明け以降は暖かい、せっかくのラッセルだけど雪は死んでしまいそうだ。出発から8時間半、やっとチブリ小屋に到着した。入り口は埋もれていなかった、中に入って休憩した。栄養摂ったら行きましょう、この先も長い。

上は風地獄のようで雪煙が舞いあがっている、突き進もう。谷筋に入ると幾分弱くなったが上は強い。谷はラッセル、さて僕がスパートをかけよう。稜線手前はビビンバだけどクトーが刺さるからスキーで登り上げた。白山が美しいが稜線に上がると見える別山も美しい。さあもうちょいガンバ。稜線は風が弱くて助かった。さあゴール、記念写真を撮って神社に隠れて風を避けてみんなを待った。みんな無事ゴール、白峰から別山成功。集合写真を撮って滑降準備です。

ビビンバ地帯は慎重に滑り谷に入るとパラダイス、頑張ったご褒美です。あっという間に楽しみは終わってしまった。小屋の手前は登り返しがあるのでシールを貼っていく、小屋の先の一番高い所までルートを作った。みんなはまだなので先に滑ろう。
基本はトレースを追っかける、雪が腐っているから緩斜面は辛いだろう。藪地帯を蹴散らし高度が下がって行く、下部は雪崩が起きていた。あっという間に登山口に到着。スキーは素晴らしい。

さてこの先も長い、雪が腐りトレースが無くなっている。先に進んでみんなの為にトレースを作ろう、試練だけど。市ノ瀬まで早かったがここからが拷問だ。マジで滑らない、頑張るしかない。百万貫岩から先は所々雪が消えて無くなっている。板を脱いだり履いたり…やっと繋がったと思えばすぐにスノーシェッド…。いじわる。

ゲートが見えた時はうれしかった、白山より遥かにしんどい別山、完全燃焼です。ちょうど15時間でした。さてかたずけして皆を待つ1時間後にYSHRさんが到着、えらい時間がかかってた。何だかコーエーが足が売り切れて藪に打ちのめされて時間がかかったそうだ、ビッグデイは総合格闘技、いい経験ですね。。。別山バンザイ。