白山 湯の谷遡行周回 戻る
2019年7月27日
市ノ瀬2:14~湯の谷林道~チャリデポ1580m3:50~温泉沢4:35~入渓4:57~二俣6:47~お花畑7:45~登山道合流8:18~
白山山頂8:55~観光新道~殿ヶ池避難小屋9:44~沢合流10:00~チャリデポ点10:50~市ノ瀬11:23
久しぶりの休みなのでガッツリ山行をしたい、しかし天気は下り坂だから午前中には帰還したほうがよい。条件は沢、お花、拷問…思い浮かんだのは湯の谷だ。さあしごかれてこよう。
深夜2時に市ノ瀬に到着、準備したら出発だ。小雨が降っていたがどうせ汗だくになるから全く問題ないだろう、チャリを漕ぎだして湯の谷へ向かう。橋はどうなっているのか、無かったらチャリを担いで渡渉しなければならない。ガシガシ漕いで湯の谷に着いたら立派な仮設橋が架かっていた。さてここから激坂の拷問が始まる、最近運動不足なのでしごいてもらおう。滝のような汗で目が痛い、息が上がるけど絶対に地面に足は着けないぞ。拷問坂はマジで激坂、10kmのヒルクライムでした。
チャリをデポして先を進む、歩いている途中で明るくなってきた。迷う事なく林道終点の温泉沢に到着した。明るい時に来たのは初めてなので沢をよじ登り温泉の湧出している所を見てきた、ちょうど良い湯加減の温泉は勢いよく流れだしてきた。さあ入渓です。いきなり際どい高巻きがあるけど楽しい、夏は沢に限る。
巨大雪渓が現れたり湯の谷の奇怪な地層が見れたり飽きない沢だ。天気は時々曇りで上空の雲の流れは早い、台風の影響ですか。大曲を過ぎると稜線が見えてくる、今シーズン山スキーで湯の谷を周回したのが懐かしい。2時間ほどで2100mの二俣に到着、ここは右の谷に入り大汝峰を目指す。この先は源流っぽくなり楽しい、水量も少なくなるので滝は直登していく。振り返ると釈迦岳が見えていた。
水が枯れる前に補給をする、沢はどこでも水を摂れるのがよい。涸沢を進みしばらくでお目当てのお花畑が現れた、素晴らしい、今年は花が多いような気がする。写真をいっぱい撮り満足したら行こう。大汝の巻き道に乗り上げる前に藪漕ぎが待っている、ハイ松はいつも手ごわく難儀な戦いだ。体中ムチを打たれてやっと登山道合流した、いつしか雨風が凄く視界は無かった。
誰にも出会うことなく山頂に到着、神社で念入りにお参りしたら下山開始です。天気が悪いけど下から登山者が続々と登ってくる、すれ違いが大変だった。弥陀ヶ原まで下ると風雨も弱くなり視界も開けてきた。観光新道に入ると登山者は少なくなり歩きやすい、サックっと殿ヶ池小屋に到着して再び藪を漕ぐ。下りでハイ松ではないから余裕、この程度はもはや藪漕ぎとは言えないな。
沢に合流したら下っていく、滑りやすいから慎重に。50分ほど下ったら林道に合流した。あとはチャリで下るだけ、拷問坂の下りは快適、極楽坂ですか。僅か30分で市ノ瀬に到着、チャリは最高です。終わってみれば9時間チョイの湯の谷周回でした。
いい湯加減。
入渓してすぐに高巻き。
雪渓があるで。
湯の谷の化石壁。
気持ちいい。
複雑な地層。
ドンドン遡行する。
二俣が見えてきた。
右に入っていく。
源流部は美しい。
下界は晴れてる。
クロユリが出迎えてくれた。
源頭部。
お花畑。
花いっぱい。
ハイ松と戦う。
大汝峰の巻き道に合流。
記念写真。
殿ヶ池小屋から下降して沢に合流。
林道が見えた。
湯の谷。