チャリで白山         戻る


5月12日

金沢0:30~別当出合4:45~5:05~白山山頂7:45~8:00~別当出合10:30~金沢13:30



脚の筋が痛くて今日は山スキーに行かなかった。行けば皆に迷惑をかけるだろう。しかしボーっとしてても何も始まらないから自分のペースで金沢からチャリを漕いで白山登山をしてきた。

深夜に自宅からチャリを漕ぎだす、肌寒いけどガシガシ漕ぐと直ぐに暖かくなった。久しぶりの深夜サイクリングは危険なのでチャリもヘルメットもピカピカ光るようにしておいた。今日は山間地に入ると向かい風が強かったけど負けずにガシガシ漕いで行った、40kmチョイ走り瀬女道の駅に到着し初めて休憩した。2時間ほどかかっただろうか。

さすがに休憩すると寒い、防寒対策は何も持ってきてないからチャリウインドブレーカーを着てスタートした。恐怖のトンネル群は車が来ないから安心して走れた。白峰ゲートから先もロードならスイスイ、金沢から走ってきても苦ではなかった。何台もの車に抜かされた、今日は先行者が多そう。
別当手前で明るくなり予定通りだった。休憩舎の裏にチャリを隠して登山届を提出したら登山開始です。

一週間前より雪は格段に減っている、夏道をごぼう抜きして行く、この時間帯は圧倒的に山スキーを担いでいる人が多かった。一人読者さんがいました、赤いピナレロバイクで分かったとか…熱心な読者さんいつもありがとうございます。

中飯場上から雪が出てくる、もちろんカチカチで皆アイゼンを装着。今日はチャリなので持ってきてないから慎重に行こう。踏み跡が沢山あるので大丈夫であったが甚之助上が核心だった。 小屋には寄らずにショートカットをすると一つだけ前日のカチカチトレースがあった、ありがたく使うと別当谷に下降して登り上げていた。これは無理スリップしたら谷に落ちてしまう、もう下降できないのでノートレースの斜面を慎重に行く、今日の靴はファイブテンの靴なので蹴りこめない、岩にはめっぽう強いけど雪面はほとんどグリップがない靴。核心が続いた。

黒ボコまで登り上げればもう安心、太陽さんおはよう、雪を柔らかくしてください。ポカポカだけどいい事ばかりではない、今日は両足の筋が痛い、いったいなんでだろうか。痛みにこらえて山頂に到着、2時間40分の登山でした。さあ下山は痛みとの戦い、早くも半泣きです。

スリップしないように慎重に降り弥陀ヶ原まで来ると雪は緩んでいた。十二曲がりからずっと靴スキーで下り筋の負担を抑えれたけど雪がなくなれば地獄でした。こんな地獄はいらない涙と冷や汗しか出てこない。登りと同じ2時間半かかり別当に到着、もうこりごりどうすれば治るのだろうか。

帰りのチャリも痛かった、おまけに帰りは強い向かい風、試練の白山でした。鶴来のコンビニで山頂以来の休憩をした、痛みに耐えていたからずっと休憩なしでした。久々のチャリ登山は痛みとの戦いで思い出に残らなかった。またチャレンジしよう。。。