白山東面台地             戻る


メンバー 僕、YSHRさん、あんちゃん、パク


2019年4月7日


ゲート0:30~チャリデポ地点2:00~台地取付き2:50~コブラツリー付近5:03~転法輪谷5:31~源頭部6:57~白山山頂7:32~53~滑降
~コブラツリー8:21~林道合流8:57~チャリデポ地点9:20~ゲート10:03



今日は1シーズンに一度は行きたい白山東面台地に4人で行ってきた。当初は周回するルートの予定であったが天気の崩れが早く稜線は暴風の予報になったので台地の往復にした。

深夜1時発でフライングなしの約束だけど0時半に仲良くスタートした。空は真っ暗、星も月も出ていない。暗闇の林道をガシガシ漕いで行く。道はまだ整備されていないので落石が多かった、石を踏まずにかわしていく、パンクしたらシャレにならない。落石も多いがデブリの片斜面も多かった、その都度チャリを押し歩きしないといけないので時間がかかる。

真名古谷を過ぎると路面に積雪が出てきたが、日当たりの良い所は雪が無いので、根性で押し歩いたり漕いだりして台地取付き2㎞手前程までチャリで行けた。1時間半のヒルクライムを終えスキーで歩く、ヘアピンはショートカットしたのであっという間に取付き点に着いた。ここでスキーを担いで崖をよじ登る、約20メートルほど登ると雪がたんまりあるので再びスキーを履いて行く。

ラッセルはほぼ無し、サクサクと進んでいく。あまりにも早いので途中何度も休憩をした。パクは何だか眠そうで眠りながら歩いていた。標高が上がっていくと風が出てきた、斜面もカチカチになりクトーを装着、早く明るくなってほしい。
急斜面を登り切った所に枯れた巨木が半分折れていた、ここで休憩しながら、これってもしかしてコブラツリー?いや違うだろ、って談義してると明るくなってきた。下のほうにコブラツリーを確認、今年も健在でした。

明るくなればパクの眠気も吹っ飛びガシガシ登っていく。尾根は風が強いので転法輪谷に入って登る事にした。正面には双耳峰が見え、後ろを振り返ると雲の中から朝日が見えた。何とか天気が持ちそうだ。
さすがに風が無くなると登っていると暑い、しかし休憩すると寒い。暑くならないようにペースを抑えて登っていこう。それも一時だけで2200mを超えると風が出てきた。源頭部には雪煙が舞っている、風が超強そうだ。

転法輪谷を登り上げると風地獄だった、ここは風の通り道、本来なら肩を登り上げ山頂に行くのだが風が強くて岩も露出しているから室堂方面に回り込んだ。いつもの斜面は氷化しておらず登りやすかった、雪も増えているので苦労せずに山頂まで行ける。山頂到着までもうちょいの所でガスが湧きあがり視界が無くなった。最近は山頂からの景色を見ていない。

記念写真を撮って奥宮に逃げ込んで4月のお参りをした。これで今月は白山に来なくても大丈夫、次は5月参りだ。シールを剝がして滑降準備をする、あんちゃんも遅れて到着、お参りをして滑降準備した。気温は-4度で寒くないが手袋がテムレスなので指が痛い、ちぎれそう…。早く降りよう。
山頂から小白水谷側に滑り込む、ビビンバ斜面は慎重に、双耳峰の真ん中の斜面を滑り降りる。標高が下がるとプチパウダーが待っていた。

写真を撮りあいスプレーをまき散らす、頑張ってよかった瞬間だ。谷から台地に滑り込み高度を下げていく。あっという間にコブラツリーまで来た。ここから下は雪が重くて辛い滑り、こんな時は斜滑降で滑ろう。谷筋はトレースに乗っかり緩斜面はヒールを解放して滑り、山頂から1時間ちょいで林道に合流した。いつもながらスキーは素晴らしい。

チャリデポ地点までスキーで楽々、チャリにまたがれば自動運転。往復9時間半、今日も良い体力づくりになりました。


明るくなってきた。

後方にコブラツリーがあった。

将来のコブラツリー。

癒しの台地。

転法輪谷に入る。

突き進む。

おはようサン。

マンダム。

斜度がきつくなる。

登り上げると別山ドン。

別山が似合う男。

いつも登っている斜面。

いつも視界のない山頂。

いつものお参り、4月完了。

山頂から。

カチカチビビり。

コケたら終わり。

双耳峰の真ん中斜面。

最高。

まき散らす。

タマランチ。

台地。

青空が欲しい。

コブラツリー。

緩斜面の森。

最初と最後はモンキー。