１２月の白山滑降　　　　　　　　　戻る

メンバー　僕、パク、なにわ君

２０１８年１２月９日

白峰０：００～チャリデポ１４ｋｍ地点１：２１～別当出合２：０７～２１～中飯場３：０２～甚之助４：３２～時間調整～５：２５～黒ボコ６：５３～室堂７：１９～
４０～白山山頂８：２５～４０～滑降～室堂８：５６～別当出合１０：４５～デポ地点１１：０９～白峰１１：５６

今日は地獄軍団が２パーティーに分かれて白山に向かった、別に別れたくはなかったんだけど…。水曜にYSHRさんが白山参りを済ませた、当然焦る僕。日曜は平瀬から行くというが記録がないから未知数、白峰から行き確実にピークをゲットするしかない。予報は雪、白峰からラッセルですか。強いパクとなにわ君に声をかけた。

深夜０時前にゲートに着く、雪は降っているが積雪はうっすら。ラッキーですチャリでGO。パクは積雪路をロードでぶっ飛ばす、強くなったなにわ君もぶっ飛ばしていく。追いつけません。雪は止まずにズンズン積もる予感、市ノ瀬で５センチほどか。まだまだチャリで行ける。途中でパクのロードがデポしてあった、MTBはまだまだいける。最終ヘアピン手前でギブ、ここからシール歩行で別当に行く。

パクはずいぶん待ったらしい、さっさと栄養補給してスタート。雪は止まないし一本橋に積もっている、慎重に渡り石畳上までツボで行きここからスキーで歩いた。積雪は１５センチほどか、パクとなにわ君はポン、僕はファット、板の選択は最後まで悩んだがファットで正解だろう。ポン軍団はガシガシとラッセルしていく、もうおじさんの出番はありません。

標高が上がると積雪は増え甚之助辺りで５０CM程か、小屋の中で大休憩をしよう。まだ明るくなるまで時間がある、弥陀ヶ原で明るくなるように時間調整をした。しゃべっていたらあっという間に時間が過ぎ、防寒対策をしてさあ行こう。パク先頭でトレースが伸びていく、分岐からトラバースは雪が多かったのでスムーズにこなしていく、十二曲がりの急登も雪は多くどこでも登れた。黒ボコに着くころ明るくなる、ナイス時間調整です。

さあ弥陀ヶ原から地獄突入ですか、イヤ…穏やかでした。ゴーグルなしで行けました。今日も五葉坂を登って室堂に行こう、坂のシラビソはアイスモンスターのようになっていた。雪が少ないこの時期限定ですか。さあだんだんと風が強くなる、室堂の建物はビッシリとエビの尻尾で武装していた。寒いから冬季小屋に入って地獄セットを装着した。

戸締りをしっかりしていきましょう。白山は全く見えない、ルートを教えるからパク先頭行ってください。ウエアーがみるみる真っ白に凍り付く、地獄の１丁目と２丁目の堺辺りでしょうか。際どく視界のない山頂に登り上げ記念写真を撮りお参りした。奥宮横で風を凌いで滑降準備をする、気温は－１６度の極寒です。準備が終わったら逃げよう。僕が先頭で滑降していく、２００ｍ程滑降したら地獄の中行進してくるパーティー…YSHRさんたちだ。

平瀬からピークですか、ゲットできるなら行きたかった…。おー久しぶりのあんちゃんもいた。さあもう行きます。あっという間に室堂に着き弥陀ヶ原に降りていくと視界が開けた。山頂部は地獄の中だけど山は天候が回復していくのだろう。時折青空も見え出した。パウダー最高、甚之助までもあっという間、まだまだ行きますが地雷が気になりだす。頑張れば中飯場まで行けるが心が痛みだしたので覗き手前で終了、後は板を担いで降りるだけ。

皆を待って無事を確認したから先に降りてトレースを付けとくよ。積雪は増えている、行きのトレースが埋まっているから結構降ったようだ。サクッと降り一本橋はまた雪が積もっていた。もちろんこの先のスキーのトレースもない、頑張って手漕ぎしながらトレースを作る。やっとチャリデポ地に着いた。積雪は２０CMに増えていた、こけないようにチャリで降りる、積雪があっても意外に行けました。

何だか標高が下がると積雪が増えている、ほとんど雪がなかった市ノ瀬は２５CMくらいか、漕ぐのが辛くなってきた。おまけに下界は天候が悪く雪が降っている。最後の試練か、と思ったら少し先の工事現場まで除雪が入りラッキーです。
後はぶっ飛ばし昼前に白峰に帰還できた。後片付けが終わっても２人は来ない、携帯を見るとパクからラインが。チャリを見失ったらしい。なんでだろう？。４０分後になにわ君が到着、パクは下りすぎて登り返していたようだ。おバカさんです。

まあみんな無事に地獄から生還できたのでよし。はやり白山は晴れた日に登るのが一番、来月はどんな山行になるんだろう。。。