白馬岳大滑走 戻る
メンバー 僕、YSHRさん、ガンちゃん
2018年11月25日
猿倉2:50~白馬尻小屋3:58~大雪渓末端4:42~大雪渓上部5:16~白馬岳頂上宿舎7:42~白馬山荘8:17~白馬岳山頂8:35~47~
滑降~大雪渓9:25~h1730m滑降終了9:35~林道合流10:08~猿倉10:35
今日は白馬岳に出かけた。深夜2時に猿倉に到着、YSHRさんとガンちゃんも集合して駐車場から2:50スタート、うれしい事に駐車場からスキーを履いて歩けた。久しぶりの3人での山スキー、もうシーズンインですね。気温は-1度ほどかガシガシ登っていくとポカポカだった。
空は月が出て快晴だけど山頂部には雲がかかっていた。林道から登山道に入っていく、前日のものだと思われるトレースがありスキーのトレースもあった。ありがたく使い高度を上げていく。2時間ほどで大雪渓の末端部に着いた、ここから先は何処でも歩けるので超快適、雪も死んでいないから帰りが楽しみだ。
トレースをサクサク使うが上部に来ると消えて無くなる、ここからラッセル開始だ。久しぶりのラッセルは心地よい、ラッセルを楽しむためにいつも鍛えていると言っても過言ではないだろう。大雪渓を振り返ると東の空は赤くなってきた、雲一つない空なので極上のご来光が見れる。
ラッセルをこなしてトレースが伸びていく、大雪渓を越えて尾根を行く、標高が上がると吹きおろしの風が襲い掛かり寒くなってきた防寒対策をしよう。
休憩がてら防寒対策をしているとマンダムな朝日が登ってきた。雪質もいいしきれいな朝日も見れたし今日は最高の一日になるだろう。さて上部は風地獄、気温もかなり下がっているが地獄セットを着用しているから問題なし、ラッセルが永遠と続き太陽が登ってくると逆に暑いくらいだった。
風地獄の白馬山荘に到着、もちろんもう閉鎖され誰もいない。建物の陰で風を凌いで休憩した。さあラスト頑張ろう、雲の中なので景色が見れないが視界は割とあるからマシです。
さすがに稜線の風は強いが地獄3丁目辺りでしょうか。サクッとピークに着き記念写真を撮ったら滑降準備をする。温度計は-10度で極寒だけどガイド手袋にカイロを貼ってきたから指先は寒くなかった。さあ滑降です、地雷を避けながら小屋まで滑り込むと風も弱くなった。小屋の擁壁からジャンプして斜面を滑り降りていく。もうたまらん…プチパウダーが今日のご褒美か。写真を撮りあい滑降していく。
際どく急斜面を滑り降り大雪渓に来た、ここもパウダー、マジ最高です。調子こいてクレパスに落ちないようにシュプールを描く。途中雪崩が発生していたが小規模だった。しかし巻き込まれていたらケガをするだろう。
大雪渓をあっという間に滑り地雷を踏みながら1730mで滑降終了、標高差1200mを滑降できたのでとってもマンダムでした。
傷だらけの板を担いで後は下山する。新品の板がボロボロになったガンちゃんはもう諦めて吹っ切れていた。やっぱ地雷を気にしていたら滑りが楽しめない…、今日は大満足の白馬でした。
雪山は明るい。
ラッセル楽しい。
マンダム10分前。
うーんマンダム。
幸せ。
ガンちゃんが染まる。
ラッセル開始。
杓子岳。
風地獄。
宿舎が見えた。
更に強くなる風。
上部は曇り。
下に宿舎。
山荘に到着。
頂上に行く。
一瞬の青。
ゴール。
ベイビー。
記念写真。
山頂から滑降。
小屋からジャンプ。
パウ。
最高。
自己満足の世界。
大雪渓を飛ばす。
ご馳走様。