白山 小白水谷遡行周回 戻る
メンバー僕、他
2018年7月22日
平瀬道の駅~小白水谷遡行~白山山頂~平瀬道周回
平瀬道の駅1:10~平瀬登山口2:22~小白水谷入渓3:00~F1巻き4:42~F2巻き5:25~F3登攀6:43~F4登攀7:01~お花松原~中宮道合流8:29~白山山頂9:39~平瀬道下山~登山口11:10~平瀬道の駅11:50
今日は平瀬道の駅からチャリを漕いで小白水谷を遡行して周回してきた。当初はいつもの若者と行く予定だったけど急遽仕事が入り不参加…単独で行こうと思っていた矢先、ハード沢に連れて行ってほしいという人が現れ2人で行ってきた。
深夜の道の駅に集合、この前の豪雨災害で平瀬から先が通行止めになっているせいか車が2台しか止まっていなかった。涼しい夜中にロードを漕いで出発、日中の猛暑なら絶対に行かないだろう。荷物は重いがガシガシ漕いで行く、涼しいので汗が噴き出ないのがよかった。途中の水場で水を汲み激坂をダンシングで登り上げ登山口に到着、1時間12分でした。
沢靴に履き替え小白水谷を目指す、キャンプ場まで行き沢に下降したら堰堤が現れまた登り返しやっと入渓できた。水量は多い、全く快適ではないが行くしかない。暗闇の沢は足元しか見えないから慎重に行こう。すぐにゴルジュが現れ小滝が続く、高巻きして進み沢に降り立ちさらに進んでいく。やがて空が明るくなるころ二俣に到着、予定通りでした。すぐにF1が現れ高巻く、まだ薄暗いのでライト頼りによじ登り滝上の奥に20mの懸垂下降で沢に降りた。もう明るいのでなんでもかかってきなさい。
相変わらず水量が多く遡行しにくい、水流に負けないように進みF2が現れた。右岸の崖沿いを登り大きく巻いた、30分かかって滝上に降り立ちさらに進む。ここから上は谷も開けて後ろを振り返ると雲海の上に御嶽と乗鞍が見えていた。1600m辺りから雪渓も現れ登ったり降りたりを繰り返す面倒な遡行が続いた。遠くにF3が見え出した、豪快な流れの本流の滝と左右の谷筋から2本の滝が流れ落ちる絶景を見れた。
さて、ここは登攀できそうなのでフリーで行く、落ちたら終わりなので慎重によじ登る、最後は非常に厳しくウィペットのピックを僅かなくぼみにひっかけ登り上げた。ヤバかった…。さあロープを出すので登ってきて。無事滝上に着きF4もよじ登った。これで核心は終わり、後はルンルンの沢歩きだけです。水も少なくなり源頭の雰囲気満点、前方には大汝の山体がドンと見えている。やがて沢は雪渓だけになり上までビッシリ詰まっていた。
お花松原付近は花がとてもきれい、この時期にここに来たことがなかったから良かった。雪渓歩きが疲れてきたころ中宮道の登山口に合流した、稜線まで登って沢靴からシューズに履き替え山頂を目指す。ヘルメットの正しい使い方をマスターしたので頭はひんやり気持ちがよい。さあゴールはもうすぐだが登山者がメチャ多い、誰もいない谷からのギャップが大きい。渋滞なので最後までバリエーションルートで行こう。お宝庫辺りを登り上げ山頂に到着、8時間半頑張りましたね。写真撮ったらすぐに降りよう、人が多すぎてもう嫌だ。
一転平瀬道に入るとまた静かになった。県道が通行止めなのでチャリを漕いで登山口に行くしかないので誰も登ってこないのだろう。標高が下がると暑いがダッシュする。汗が止まらない、水もなくなってきた。最後の最後で苦痛が待っていた。暑さに耐えて登山口に到着、さあ後はチャリで道の駅に帰るだけ、30分で道の駅に到着した。終わってみれば午前中に下山できた小白水谷周回、夏は沢しかない。。。
暗闇遡行は慎重に。
F1は右岸から巻く。
水量が多くて快適ではない。
F2は左岸から巻く。
雪渓を登ったり降りたりで厄介。
こうなると快適。
F3は直登する。
上部は際どかった。
F4も直登。
水量が減ると快適。
稜線は近い。
パラダイス。
お池めぐり。
ベイビー。
サラバ。
チャリ最高。