平ヶ岳  恋ノ岐川遡行周回          戻る


2018年8月13日


恋ノ岐橋(806m)4:00~オホコ沢出合(1390m)8:04~15~二俣(1490m)9:04~稜線(1950m)11:33~池ノ岳11:45~平ヶ岳山頂
(2141m)12:06~登山口(840m)14:54~チャリ~恋ノ岐橋15:40



今日は以前から行きたかった恋ノ岐川を遡行してきた。遡行距離の長いこの川は一泊で行くのが普通だけど、以前YSHRさんがワンデイで行ったことがあると聞き是非自分も挑戦したかった。

登山口にチャリをデポして深夜4時に橋から入渓した。路肩には2台の車があり沢で一泊しているのだろう、さて追いつけるか…頑張ろう。水量に少ない川はとても歩きやすくガシガシ行く。しかし川幅が狭まりプチゴルジュが現れた、暗闇の中へつったり高巻きしたりして越えていく。今日はスタート時間が遅かったので早くも暗闇から解放された。

明るくなればルンルンのゆる沢が現れる。ナメや小滝の連続でとっても面白く危険な所は全くない、魚影も濃くここはイワナ天国。しかし距離が長いので辛抱の歩きが続いた。歩き出して3時間ほどから川幅が狭まりアドベンチャーが始まった、やっぱ沢はアドベンチャーがないとつまんない。4時間でオホコ沢出合に着き大休憩をした。ここまで来れば遡行の半分は過ぎているので気持ちも楽になった。休憩したら二俣を目指す。

曲がりくねった沢が続き標高差100mを稼ぐのに1時間近くもかかった。だがここからは沢も急峻になり源頭部へと続いていく。随分と沢が細くなり幅も狭く滝が連続してきた、これ楽しかった。二俣から1時間ほど歩くととうとう先行者に追いついた5人パーティーでワンデイで来ていることに超驚いていた。サクッと抜かして先へ行く。このあたりから雷が鳴りだし雨が降ってきた。

雨が強くなる、沢は池ノ岳が源頭だがまだ150m程標高差があるので枝沢を使って登山道に登り上げることにした。藪漕ぎは15m程だったので良かった。登山道に登り上げれば遡行終了、後はピークを目指すだけだ。池ノ岳の池塘がきれい、野ウサギが遊びに来ていた。雷がゴロゴロなっているからダッシュでピークに行こう。視界がなくゴロゴロは気分のいいものではない、平らな山頂部は雷に打たれる確率が上がるかも、ウィペットを置いてピークに行った。写真を撮ったら逃げる。

雨が強く登山道は小川になっていた。早く帰りたいがツルツル滑るから慎重にダッシュしよう。下山者のごぼう抜き、沢ヤも抜き去り3時間切で登山口に降り立った。雨はいつしか止んでいてラッキーだった。後はチャリ、12kmのうち4kmが登り返しで苦行だったが頑張って漕ぎ続け橋にゴール。終わってみればぐるっと周回11時間40分の完全燃焼であった。
沢バンザイ。。。

水量が少ないので快適。

ゆる沢最高。

美しい。

狭くなってくる。

小滝が現れる。

何処でも登れる。

濡れながら行くしかない。

イワナと戯れた。

透明感が素晴らしい。

源流は水も細くなる。

ちょろちょろ。

この枝沢を登り上げる。

池塘がお出迎え。

野ウサギしかいない。

ずぶ濡れバンザイ。

周回完了。

ここはアプローチが大変。