ウサギ山（１４６７ｍ）激パウ　　　　　　　戻る

2018年1月14日

メンバー　僕、YSHRさん、あんちゃん、サブちゃん

国道脇（標高４００ｍ）３：４５～林道合流（標高８５０ｍ）６：０２～ウサギ山山頂（標高１４６０ｍ）９：５７～１０：２０～滑降～国道脇１１：４０

今日は晴れ、ビッグデイだ。気合入れてウサギ山に…行くわけがない………。当初一里野ゲートから楽々新道を登り七倉山の北部白山に行こうとした。深夜0時ゲートからラッセルする、いきなり膝ラッセルだったがガシガシ進んで三又発電所に着きここから導水管尾根の急登を登っていく。すんごい急登…、キノコ雪に藪に急登のミックスだ。一時間もがいて50m程しか稼げない、歩きやすい所はあるが雪崩の走路だ。進退窮まってどうすることもできない。雪崩覚悟で登る訳にはいかない。潔く敗退しよう。

逃げ足は早かった、午前3時にゲートに戻れた。さあどこ行こう、YSHRさんの頭の引き出しからウサギ山が出てきた。車で登り口の国道脇まで移動して３：４５にスタートした。ここも膝ラッセルが待っていた。4人でラッセルを回して高度を上げていく。今季一番の激ラッセルだろう、今日はどの山も厳しいと思う。

GPS見ながらルートを探る、林道に合流し開けてきた。このあたりから明るくなってくる。今日も長い暗闇の時間だった。標高が上がると巻きが待っていた、交代で完璧に巻いていく。更にもう一つウサギの頭を巻く、核心はルート開拓したYSHRさんが先頭になってラッセルしていった。際どく完璧に巻くと後は癒しの尾根となる。太陽に青空に霧氷、ほんと癒される。こんなビッグな日に低山に来ることがないのですごく新鮮だった。

キラキラ光る尾根も激ラッセルだったが、疲れを忘れる程美しかった。さあ、山頂はもうすぐ、雪庇に気を付けてラッセルしていく。そして山頂に登り上げると３６０度のパノラマが待っていた。頑張ってよかった、この山◎…。正面に四塚山ドン、ショウガ山ドン、遠く日本海も見える。こんな近場に素晴らしい山があるなんて知らなかった。YSHRさんも絶景は初めてらしい。

ぽかぽか陽気の中、写真を撮ったら滑降準備する。もう10時間も行動しているがまだまだ元気です。さあ、激パウです。生きていてよかった瞬間、これが至福なんです。4人して雄叫びを上げパウダーをまき散らす。サブちゃんは板の整備不良でモタモタしていた。写真を撮りあい高度を下げていく、調子に乗って谷に滑り込んでしまいシールで登り返したがご愛敬…。それでも1時間20分で国道に降り立った。

激パウ最高でした、さてまだ昼前さっさと片づけして家族サービスでもしよう。後片付けが終わってもサブちゃんが降りてこない。寒いのでみんな車に乗ってサブを待つ。今日は平井堅でも聴いて待とう…。そろそろレパートリーが少なくなってきたのでツタヤに行ってCDを借りてこないといけないな。
待つこと40分、やっと降りてきた。最後まで板の整備不良が足を引っ張っていたらしい。ちゃんと整備をしなさい。

終わってみれば8時間のウサギと3時間のアルバイト…。こんな日もあるんだ。。。