猿ヶ馬場山激パウ 戻る
メンバー 僕、なにわ君
2017年12月17日
白川郷2:50~林道終点7:00~猿ヶ馬場山山頂11:17~40~滑降~白川郷13:10
今日はなにわ君と猿ヶ馬場山に出かけた、まだ行ったことがないと言うなにわ君はとても気合が入っていたが結果は空回りでした。
深夜2時半に白川郷の道の駅に集合、なにわ君は前日から来ている。最近火の御子ラーメンの売り上げがいいのか一部の区間高速を使っているらしい。サッサと支度をして2:50に白川郷を出発した、吹雪の白川郷だが気温はそれほど低くなかった。なにわ君は相変わらずウエアーを着ずに登っていく。
さあラッセル開始、しかしなにわ君の板はポンでなくテレマークのファット。ポンのブーツを調整中で間に合わなかったみたい。ガシガシ登っていくけどこんな深いラッセル初めてだとか…、あまり進まないので僕がいく。ついでにトラバースのルートも作った。約3時間のラッセル頑張りました、さあ林道はなにわ君の出番だよ。うーん早くもペースダウン…20分で交代…その後ちょくちょく交代するが一向ペースが上がらない。仕方ない僕がラッセルしよう。
林道終点から尾根に取付く、急斜面のラッセルは膝上から腰辺りまで潜る。ファットは全く役に立たない。僕ずっとトレースを作る、やがてなにわ君は遅れだしてきた、ウルトラマンは3分だがスタートから5時間、そろそろカラータイマーが点滅する時間だ。激ラッセルはどこまでも続く、振り向いても着いてきてない。待つとペースが乱れるので黙々と激ラッセルをこなしていく。
尾根上に乗り上げると地形が複雑になる、巨大ツリーはモンスターになりかけていた。このころから雪のやみ間が出てきた。斜度が緩くなるとポンの先端も出なくなるほど激ラッセルだ。こまめに栄養を摂って進んでいく。あまりにも過酷なのでたまになにわ君を待ち先頭を交代するが30mでギブアップ、やっぱ僕がラッセルするしかない。完璧なルートを作って山頂に到着、8時間半の激ラッセルでした。こんなにしんどい猿は初めて、ほとんど単独ラッセルでした。だいぶ遅れてなにわ君到着。写真撮って帰ろう。
滑りは1級の腕前だから大丈夫だろう…多分。違った…。樹林帯のボブスレーに慣れていない、10分待ってやっと来た。先に行ってもらうがもう足が売り切れているらしく鈍行列車のようなスピード。僕が先に行ってシュプール付けるから後を追ってきてね。激パウ最高、写真がないのが残念。頑張ってよかった瞬間だった。途中に後続5人とすれ違った。
トラバースのトレースは雪に半分埋もれているので作り直す、時間がかかったけど山頂から1時間半で白川郷に着いた。スキーに勝る物なし、雪山の魔法の道具です。さて後片付けしてなにわ君を待つ、エンジンをかけスピッツを聴く、アルバムの曲が終わっても来ない、安室も聴こう…来ない。ヤバい今日は子供とクリスマスプレゼントを買いに行く約束をしている…。1時間遅れで降りてきた。本人は修業するしかないと言っていた、ガンバ。
なにわ君と別れたらダッシュだ、車をぶっ飛ばし高速に乗る。何だか白川より五箇山が雪が多い、福光も多い、今日は里雪だったのか。小矢部も多い、案の定事故で大渋滞にはまる…1時間以上足止めされた。ごめん、とーちゃん約束守れなかった。平日に買いに行こう。
なにわ君が遅れだす。
ファットでは歯が立たない激ラッセル。
吹雪が止むと癒された。
10メートルで交代。
オバケ。
妖怪たち。
台地は忍者歩き。
頑張ってる。
山頂ベイビー。
ボブスレーで帰る。