白峰から大長山滑降        戻る


2017年12月31日

メンバー 僕、なにわ君


白峰2:50~百万貫岩4:20~尾根取付き4:50~尾根上1100m7:00~大長山山頂9:32~40~滑降~県道合流10:35~白峰11:50



今日は大阪から下道で走ってくるなにわ君と大長山に行ってきた。深夜3時発の約束で白峰に2時過ぎに着いたらなにわ君はもうスタンバイしていた、えらい気合が入っている。寒い夜だ、ガシガシ県道を歩こう。前日のトレースがばっちり残っているので全く林道ラッセルはない。

なにわ君先頭に行く、凄いハイペースだ。昨日加賀禅を滑り、疲労が凄く残っている僕は追いつかない…、しかし30分ほどの事でした。ラッセルのない県道は初めてだ、前日の先頭は辛かっただろう、スキーやツボのトレースだった。何の苦労もなく百万貫を過ぎ尾根取付き点まで来た。ここで初めて休憩し栄養を摂る、そしてここからラッセルが始まる。

今日は足を出さずに口を出そう、さあなにわ君先頭だよ。僕が教官になりルートの取り方を教えた、かなり勉強になっただろう。ラッセルは靴程で昨日に比べれば全く問題ないレベルだった。尾根上に近づいてきたらラッセル交代、帰りを考えて僕がルートを作った。完璧なルートを作り尾根に登り上げた頃はもう夜が明けていた。ここは白山展望の尾根だがいまいち白山は見えていない。

展望がなくてもブナ林の癒しの尾根でもある、なにわ君ちょっと感動していた。複雑な地形は僕が先頭になり山頂を目指す、霧氷の林は本当に癒された。いつしか白山は全く見えなくなり天候は下り坂、風も出てきた。癒しの尾根が終わると雪庇が発達した尾根となる、昨日みんな落ちていたから気を付けよう。樹林帯を抜けると強風が吹いていた、天候も悪化している。そして今日もホワイトアウトでした。

崖マークの細尾根でホワイトアウトは勘弁してほしい、全く見えないしまた平衡感覚がなくなってきた。振り返るとなにわ君が来てない、もう6時間行動しているからカラータイマーがなったのだろう。来た道戻り迎えに行く、ホワイトアウトは離れると危険なので離れないで。GPS握りしめ山頂に着いた、風は強いが地獄ゴーグルをするほどでもなかった。

滑降準備したら滑ろう、平衡感覚がないので何度も転ぶ。危険地帯を抜けたら視界も開けた。さあかっ飛ばそう…パウが楽しい、頑張ってよかった。振り返るとまたなにわ君が来てない。足が売り切れているようだ。何度も待ち最後の斜面を滑る。楽しすぎる斜面をあっという間に滑った、山頂から1時間かかっていない、スキーの醍醐味ですね。遅れて到着したなにわ君を確認して白峰までの県道漕ぎです。

1時間15分で白峰に着いた、スキーは素晴らしい、スキーに勝る物なし。さて片づけしてなにわ君を待とう。車で星野源を聴いて待つ…、CD終わったけど来ない…うーん参ったな、次何聴こうと思ったときなにわ君が到着。よかった無事で、疲労と足の痛みだったらしい。まあ前回より1時間カラータイマーが伸びたからよしです。もと鍛えてください。。。

尾根上に登り上げた。

なんとか白山が見えていた。

癒される。

前後左右こんな感じ。

この時期に登った人はいないだろう。

稜線は雪庇に注意。

山頂は近い。

なにわ君が遅れだす、6時間経過。

今日もホワイトアウト。

山頂で記念写真。

パウ。

樹林を滑降。

スプレーをまき散らす。