犀川源流 犀滝と奥三方山(1601m)周回        戻る


メンバー 僕


2017年5月14日

直海川林道〜奥三方山登山道〜1300m尾根〜二又川〜犀滝〜源流部〜奥三方山〜周回


直海川林道ゲート3:20〜チャリデポ4:12〜奥三方山登山口5:30〜1300m尾根7:05〜下降〜二又川786m出合〜犀滝8:10〜25〜滝上8:50〜遡行〜奥三方山11:09〜下山〜1300m尾根12:14〜登山口13:25〜
チャリデポ地点14:09〜ゲート14:36


今日は気合を入れて犀川源流部を歩こう。夜中3:20暖かい夜だ、単独でガシガシチャリを漕いで行く。悪路の急坂は押し歩きも交えて3,5km持ち上げた、帰りは楽できるけど登山口までまだまだある。林道は荒れ放題で去年よりすごい事になっていた、ある意味核心だ。いつしか明るくなり夜明けを迎えていたが雲が厚くて時計を見ないと分からなかった。

登山口から急登をガンガン行きます、標高が上がると残雪が出てきて登山道が不明瞭になる。道から外れると藪漕ぎになり時間がかかる、赤布を見つけてはルートに戻る繰り返しだった。意外に手こずりやっと尾根上に出た、残雪は豊富でどこからでも二又川に下降できそうなので標高1300m地点から下降した。標高差500mの下降はしんどい、雪が切れている所は細心の注意を払い下降する。出合手前の滝で懸垂下降した。

出合は雪で覆われどこでも歩ける、滝を目指して歩くと雪が無くなり河原が露出していた。水量が多くて河原歩きは出来ないが両岸に雪が残っているので問題なかった。蛇行する谷を進むと見えました、幻の滝犀滝です。水量が多く水しぶきで霞んでいる。圧巻でした。記念写真と自撮りで休憩タイム、水しぶきで寒くなってきたから先を行こう。際どく崩壊崖地をよじ登り滝上に出た。

源流部は残雪しかない、歩きやすい、ドンドン進んで行く。山頂に一番近い沢に入って行く、雪が切れ滝が出ていた。なんとか巻けそうなのでここに取り付く、見た目よりヤバイが何とか登り切った。核心を越えると雪原が広がっていた、後ろを振り返ると奈良岳がドン。最高のロケーション、頑張って良かった。稜線に登り上げ少し離れた奥三方山のピークに向かう、トレースなんてもちろんなし、誰もこの山に来ないのだろうか。

ちょうど山頂に着くころガスがかかり全く見えなくなる、休憩したら帰ろう。GPS頼りに違う尾根に下らないよう駆け足で降りて行く。サクッと1300mの尾根まで降りたがここからが厄介、残雪が出てくるたびにルートを見失い藪漕ぎとなり時間がかかる。薄い踏み後は誰も登らないと藪に覆われ荒廃が進んで行く。

泥だらけになりながら登山口に到着、ここからテクテク林道を歩きチャリデポ地点まで行く。暗くてよく分からなかったがデッカイ岩に巨木が無数に転がっており心臓に悪かった。チャリにまたがると早い早い…あっという間にゲートに到着、今日も貸切でした。終わってみればぐるっと周回26km、11時間の山行でした。楽しかった。。。

尾根から上は残雪豊富。

二又川へ下降する。

雪ビッシリ。

二又川もビッシリ。

見えてきた幻の滝。

水しぶきヤバイ。

滝壺。

滝上。

初めての所はワクワクする。

この谷から行こう。

びしょ濡れバンザイ。

稜線近い。

着いたぜベイビー。

帰り道、藪濃い。

サラバ。

楽しかった。