妙義山 星穴岳(1073m)       戻る

メンバー 僕

2017年4月9日


金渓橋〜ホッキリ〜鷹戻り〜星穴岳〜石門周回

金渓橋5:24〜黒滝6:05〜ホッキリ6:15〜鷹戻し7:04〜中之岳7:50〜星穴岳9:10〜中之岳分岐10:17〜第4石門10:37〜金渓橋10:54

今日は足を伸ばして妙義山に行ってきた、久しぶりの雪のない岩山。気合が入るぜ。昨年秋に同じ金渓橋から相馬岳をぐるっと周回してきたので今回は残りの稜線を行く事にして欲張って星穴岳まで行ってきた。夜明け前の明るくなるころにスタート、ガスで視界が無くブルーだが雨は降っていない。ガシガシ標高を上げて行く、久しぶりの雪のない登山道をハイペースで駆け上がる。いつしかガスの上に出て雲海が広がっていた。

稜線のホッキリまで1時間かからずに到着、ここから危険地帯が続く。ヤセ尾根に鎖場の連続…、楽しい。鋸の刃のような稜線はアップダウンが多く中々距離を稼げないから辛い、やっとの事で核心部の鷹戻りに到着した。垂直に近い岩場はハシゴと鎖の連続で高さ60mにも及ぶ…、楽しい。

サクッと登り鎖場とアップダウンをこなし中之岳の分岐に来た、後は下山か、何だかあいそもない、星穴岳に行こう。この先はバリエーションルートだ。岩壁が現れても鎖なんてない、ランニングビレイ用のボルトが数本打ってある。単独なのでフリーで行く、落ちたら終わりだ。次は懸垂の支点が…。ロープもハーネスもないし…、怪しいフィックスがあるが頼るしかない。30m下降した。この先も際どい場面が続く、雨も降ってきた…、楽しい。

星穴岳直下の岩屋で先行者が雨宿りをしていた、頂上から懸垂下降して穴巡りをするそうだ。ちょっと話をする、僕が縦走してきた事に驚いていた。さあ山頂は近いが際どいトラバースと登りがスピードを落とす、最後の登りは緊張した、そしてゴール。ガスが晴れて展望バッチリだが雨が降っている。写真撮ったら下山開始、ヤバいルートの往復だ。下りは本当に慎重に…、楽しい。

天気がいまいちなので登山者は先行者以外いなかった、都会に近い山なのに静かな山行が出来たので良かった。やはり山は静かなほうが楽しめる。次は裏妙義を攻略ですな。。。

ホッキリから稜線だ。

アップダウンの多い稜線、ワクワクする。

鎖は使うぞ。

裏妙義も楽しそう。

一般登山道の核心部の鷹戻り。

あぁ、絶景だ。

ルンゼの鎖場。

星穴岳が見えてきた。

バリエーションは怪しいフィックス。使えん。

山頂直下のフィックスも使えん…ただのトラロープ。設置しない方が良い。

びしょ濡れだぜベイビー。

間違えて入っても必ず引き返すだろう。