岩屋俣谷川左俣遡行〜別山周回         戻る


メンバー僕

2017年7月9日

市ノ瀬〜岩屋俣谷川〜別山〜チブリ尾根〜市ノ瀬周回



市ノ瀬2:20〜堰堤巻き〜岩屋俣谷川入渓3:00〜別山谷出合4:25〜二俣7:20〜左俣〜稜線9:12〜27〜別山山頂10:07〜18〜チブリ小屋10:53〜登山口11:58〜市ノ瀬12:15


今日は気合を入れて単独で岩屋俣谷川左俣を遡行してきた。先日の大雨で大増水していた河川の水量も落ち付いてきたし暑くなるので行くしかないだろう。深夜2:00に市ノ瀬に到着、さっさと準備して出発だ。空は月明りで明るい、そして暖かい。今日も暑くなるだろう。林道をガシガシ歩くと汗が出る、チブリ尾根登山口手前から道を外れて堰堤の巻になる。藪は相変わらず多くてとても苦労する。

いつも真っ暗なのでいくつ堰堤を巻いたのか分からない、最終堰堤を巻き沢に入る。水が気持ち良い、水量もイイ感じでとても快適だった。バシャバシャ進んで行く、別山谷出合まではもう慣れたものだ、右に左に時には高巻、暗闇の中進んで行く。明るくなるころ別山谷出合に着いた、ここから初めての沢なのでとてもワクワクする。しばらくして夜が明けた、明るくなればもう大丈夫、滝を快適に超えて行く。

順調に高度を上げ最初の核心部に来た、2段滝の巻だ。草付岩盤は滑る、ウィペットを突き刺し登って行く。なんとか灌木までたどり着き核心終了、沢に戻る時クマのデッカイふんがあった、まだ新しい、さっさと逃げよう。この先小滝、中滝がとても多くて楽しい、谷も開けて明るいのが良い。さて2回目の核心の滝が現れた。高巻はかなり上まで行かないと無理っぽい、時間の無駄なので滝横を登攀しよう。

際どすぎる、フリーは怖い。ハーケンが打ってある。なんとか登り切った、ちょっとビビったな。この先は快適、小滝の連続で高度がどんどん上がって行く、やがて水が細くなり稜線が近い、枝沢が多くどのルートか迷うが地形図を見極めて藪の少ないルートを行く。完璧だ、ひょっこり稜線に上がった。ここで靴を履き替えて休憩する。三ノ峰がすぐそこ、別山ずっとむこう…三ノ峰から杉峠に下れば超楽だが男は黙って別山に行くしかない。

大汗かいて山頂に着いた。何も見えない、写真撮って栄養摂ったら帰ろう。ダッシュです、体の水分が無くなるほど汗をかいた。そしてゴール!終わってみれば10時間切ってました。今日も完全燃焼、頑張って良かった。

先日の大雨の影響か。

核心の滝。

崖の崩落で谷が埋まっていた。

快適。

楽しい。

自撮りは大変。

残雪多い。

運命の分かれ道。

ここが一番藪が少なそう。

稜線でた、別山遠いし。

着いたぜベイビー。