池の平山(2561m)  小窓〜大窓周回      戻る


メンバー 僕、若者


2017年5月21日


馬場島〜白萩川〜西仙人谷〜小窓〜池の平山〜大窓〜中仙人谷〜馬場島


馬場島2:15〜取水口2:43〜雷岩3:29〜西仙人谷出合4:49〜小窓6:42〜南峰8:18〜池の平山8:47〜大窓10:33〜西仙人谷出合10:55〜雷岩11:30〜取水口12:11〜馬場島12:25


今日も気合を入れて剱に入る、条例の届け出期間は過ぎているが条件はさほど変わらないだろう。深夜に登山届のポストへ計画書を投入し出発準備をする。ガランとした駐車場はGWの込み具合がうそのようだった。準備完了、2:15に2人沢靴履いてチャリを漕いで取水口を目指す、もう雪が融けて林道にないだろう。急登をガシガシ漕いで行く、暖かい夜なので大汗をかく。約30分で到着、堰堤は轟轟と音を立てていた。水量が多いのか。

暗闇の増水した白萩川は不気味だ、ライトを頼りに渡渉する。水が冷たい、無事渡ると堰堤を越えて上流を目指す。すぐに2回目の渡渉となる。水が多い、ウーンどこから渡ろう…ウロウロ暗闇の中を探し出し渡渉完了。まだあるんだ…タカノスワタリだ。ここが核心の一つ、急流が容赦なく立ちはだかる、水量が多いから流されたら終わりだ。しかし神様は見捨てていなかった、なんと深みに流木が横たわっているじゃないか、無事渡れた。ありがとう。

さあ、ドンドン行こう。雪も多くなりどこでも歩けるようになったので雷岩で沢靴をデポして登山靴に履き替える。靴を替えればこっちのもの、ハイペースで登って行く。西仙人谷出合手前でようやく明るくなってきた、最後であろう沢水を汲んで水筒を満タンにする。西仙人谷に入ると期待は裏切らなかった、デブリも融けてスベスベ斜面になっている、何よりもV字渓谷の素晴らしい景観はここか池ノ谷しかないだろう。

歩きやすい斜面は足も軽くドンドン高度を上げて行く、振り返ると猫又山の稜線が美しい。出合から2時間で小窓に到着した。誰もいない、いるはずないか。休憩したら行きましょう、とりあえず池の平山南峰を目指す、残雪と岩のミックス斜面は緊張が走る、際どく高度を上げて行く。小窓の王が素晴らしい。贅沢な登攀だ。アップダウンを繰り返し南峰に着いたぜベイビー。でもここは通過点、写真撮ったら池の平山本峰に向かう。すぐそこに見えているがアップダウンが多く中々着かない。

30分後に山頂に到着、絶景だ。剱の展望1番の山だろう。ポカポカ陽気で無風の静かな山頂、貸切の贅沢三昧…。ごちそうさまでした。さて大窓から帰ろう、ここからは結構厄介だ。ルーファイもしっかりしないとハマってしまう。まあ心配しないで、僕の得意分野だから大丈夫だよ。しかし登ったり下ったり、へつったりぶら下がったり、藪を漕いだりおまけに懸垂も…。甘くはない北方稜線…。大窓に降り立つのに2時間近くかかってしまった。

ここまで来れば時間も読める、まだまだ元気、休憩したらダッシュだよ。僕は靴スキーでブッ飛ばす、あっという間に出合に到着。まだダッシュだよ。汗だくになって雷岩に到着した。高度が上がると暑い、下界は気温何度なんだろう。沢靴はカラカラに乾いていた。靴を履き替えタカノスワタリまで来た、夜中より確実に水量が増えているがお助け流木があるので良かった。後の2か所は流されないように慎重に渡渉した。

取水口まで来ればチャリで帰るだけだ。でもこの先は慎重に行こう、過去に大転倒してGPS壊れて体も大怪我したんだ。それでもあっという間に馬場島に到着した。終わってみればぐるっと周回20kmの10時間。試練でした。

出合手前で夜が明ける。

西仙人谷はデブリなし。

近寄ってこない。

振り返ると猫。

小窓着いた。

よじ登るしかない。

怖い。

池の平山本峰。

南峰に着いたぜ。

本峰にも着いたぜ。

ここ懸垂で降りた。

やっと大窓が見えた。

藪漕ぎバンザイ。

雪ビッシリ。

中仙人谷もスベスベ。

明るい時の渡渉は全く問題ない。

お決まりの写真。