広河原沢3ルンゼアイス 戻る
メンバー 僕、若者
2017年12月10日
広河原沢3ルンゼアイスクライミング
船山十字路3:45~林道終点4:25~右俣4:46~稜線9:13~20~南稜下降~青ナギ9:48~広河原沢合流10:21~船山十字路11:14
今日は若者と2人で速攻登攀してきた、場所は阿弥陀岳の広河原沢のルンゼをアイスクライミングしながら稜線に登り上げ南稜を下降する周回コースでした。氷点下10度の船山十字路を早朝に出発、八ヶ岳はいつも寒すぎ、重い登攀具を担いでガシガシ林道を歩いていく。うっすらと雪が積もっており前日の足跡もばっちりだった。
林道終点から足跡は分岐しておりとりあえずまっすぐ進んだ、これが間違い…トレースを見失い河原を歩く羽目になった。暗闇ではよくあることだが積雪のある河原は非常に歩きにくい。左俣との分岐を過ぎ大分進んだところでやっとトレースを発見、河原地獄から解放された。暗闇の中ドンドン標高が上がっていく、やがて狭いルンゼになる手前で大休憩して登攀具を身に着けた。そしてようやく明るくなってきた。
明るくなればこっちのもの…でなかった、先日の南岸低気圧の影響か、ラッセルが始まった。小さな滝は雪に埋没している。全く楽しめない、ラッセルが憎い。それでも標高が上がると氷が出てきた、そしてミックスも楽しめた。際どいミックスをフリーで登りロープを出して若者が登ってくる。稜線までもうすぐだ、風が強くなり寒いので防寒対策をして登っていく。
稜線手前の岩場も際どいが何とか登り切り稜線に登り上げた、5時間半で登り上げた、今日も速攻登攀だった。風強いが絶景にうっとりする、富士山ドン!なじみの薄い富士山はやっぱりいいもんだ。さあ阿弥陀岳ピークに行こうトレースもばっちり、ピークはすぐそこだ。一旦下降し山頂直下の核心に来た、すると数パーティで渋滞しているではないか。前泊者たちか、南稜を登ってきた登山者たちだった。みんなロープを出す準備をしている、取付いているパーティもロープを出している。
うーん待てば30分以上停滞となる、ロープ出さないから先に行かせてって言えない。まあルンゼ登ったのでピークはいいだろうと2人で納得し南稜を駆け下りた。青ナギから河原に下降しトレースに従い下山していく。それにしても立派な登山道が林道まで続いていた、暗闇の河原歩きはいったい何だったのだろうか、実に無駄な行動をしていた。
終わってみれば午前に下山できて◎。渋滞がなければピークを踏み登山道から下山してたけどそのコースも午前で降りれただろう。速攻登攀バンザイ。
ラッセルが終わるとアイスが楽しめる。
落ちたら終わり。
ルンゼは楽しい。
振り返ると御嶽山ドン。
稜線近い。
稜線でた。
絶景。
絶景。
ピークに行ってないけどサラバ。
青ナギ下降。
周回完了。