七倉ダム起点 烏帽子岳〜船窪岳周回          戻る


メンバー 僕

2017年7月16日

七倉起点 烏帽子岳〜船窪岳周回

七倉ゲート3:15〜高瀬ダム4:10〜高瀬登山口4:36〜烏帽子小屋6:44〜7:03〜烏帽子岳7:30〜不動岳9:04〜船窪岳第2ピーク10:07〜船窪岳10:38〜船窪小屋11:35〜七倉登山口13:02


梅雨末期で天気が安定しない、暑いから沢に行きたいけど雷雨予報が出ているから怖い。こんな日は200名山でも行こうか…、100名山はもう終わっているから200をボチボチやろうかな。
周回ができて標高が高く涼しい所を探すと烏帽子岳だった。深夜に七倉ゲートの駐車場に到着、満車で止める所が無い。連休なので仕方がないか、ウロウロ探すと1台分だけ空いていた、超ラッキーでした。さっさと支度して出発、暗闇の道を高瀬ダム目指して歩く。高瀬ダムの堤体につづら折りの道路が伸びていた、もちろんショートカットして登って行く。やがて明るくなった。

林道終点から花崗岩が砂状になった河原を歩いて高瀬登山口に進んだ、浸食が激しい山体なのか、下流には海岸のように砂が堆積していた。登山口からブナ立尾根を登り稜線を目指す、北アルプス3大急登の一つでもあるこの尾根は甘くない。早朝から汗まみれ、今日も体に良い運動だ。ほぼ休憩なしで登り上げ烏帽子小屋に着いた、宿泊者の人達が外に出て準備をしている。メジャーなこのルートもこの時間に登ってくるのはあまりいないのか、皆驚いていた。

休憩したら周回開始、とりあえず烏帽子岳のピークに行こう。山頂に行くには別ルートなのでピストンで行かなければならず時間ロスだが、まあ行くしかない。山頂をゲットしたら縦走路をひたすら歩く、鎖にハシゴ、面白い。天気は下り坂なのか、日の出から一回も太陽が顔を出さない。薬師岳方面は早くも雲に覆われていた。

登山道はアップダウンが激しい、船窪岳手前から登山者と出会うようになった、船窪小屋の宿泊者だろう。すれ違う人みんなにトレランですか?と聞かれた。いいえ、足の速い山ヤですと言っておいた。船窪岳からは天気が超怪しい、雲が迫ってきている風も凄くなってきた。涼しくて良いのだが。

船窪小屋から先は下るだけ、ダッシュです。下山者をごぼう抜きして降りて行く。高度が下がると風が無くなり気温が上がってくる、もう十分に汗をかいて体の水分は少ないはずだがドンドン汗が吹き出す。下山後は干からびてました。終わって見れば29kmの周回で獲得標高差2800m、今日も大満足の梅雨の遊びでした。

夜が明けた。

ここまでも、ここからも急登でした。

烏帽子小屋。

稜線。

烏帽子岳。

山頂。

振り返る。

楽しくなってきた。

ワクワク。

先は長い。

船窪小屋。

お疲れさま。