白山滑降2回目        戻る


メンバー 僕、YSHRさん、サブちゃん


2016年12月11日


白峰〜砂防新道〜山頂往復


白峰ゲート0:30〜三ツ谷手前チャリデポ1:30〜市ノ瀬2:21〜別当出合4:30〜甚之助小屋7:05〜32〜黒ボコ岩8:37〜山頂10:10〜37〜滑降〜甚之助小屋11:10〜別当出合12:20〜
チャリデポ点13:29〜白峰ゲート14:05


昨日も夜寝て夜起きた、2時間は寝れただろう。山に行く前の睡眠時間はこれくらいでイイのだ。白峰ゲートに着くとサブちゃん気合入っていた、寝てないらしい。秘密のドリンクがあるんだとか…ちょっとヤバくねー。おや?なにわナンバーの車もある先行者がいるらしい。YSHRさんも到着して0:30に出発、今日はスーパーファットで白山のピークを狙う、ドカ雪が降ったならこの板でないと太刀打ちできない。しかし重い、雪も路面にあり所々凍結しているのでガシガシ漕げない。汗だくになるが半分冷や汗なんだろう。8kmを1時間かけて漕ぎ積雪が多くなった所でチャリをデポする。ここからスキー歩行開始だ。

今季初のスーパーファットで皆足取りが重いが僕のシールが早くもダンゴになりもっと足取りが重かった。もうこのまま別当へ行くしかない、2時間以上の筋トレです。案の定僕は遅れだす、股関節も痛くなってきた、勘弁してください。最後は一人旅になっていた。遅れて別当に到着、ちょうど先行者が出発していったそうだ。単独ラッセルで気合が入ってますね。大休憩してシールの整備をする、これでもうバッチリだろう。凍結した一本橋を恐る恐る渡る、先行者はスキーのまま渡ったらしい、ただ者ではないな。橋を渡り再びスキー歩行する。

ずっとトレースを使っていたので何だか悪い、これじゃラッセル泥棒になるから追い着いて先頭を変わろう。サブちゃんダッシュするが急登でもたつく、僕が行こう。中飯場でやっと追い付いた、えー!下着一枚じゃん。−5度の世界で…。あなたは、なにわのパクミンですか。。。寒いと言ってまたスタートして行った。休憩したら本気モード、トレースを追いかけ先頭を変わった。今までありがとう。この先山頂までトレースを作ってあげる。YSHRさんはまだあばら折れてるので僕とサブでトレースを伸ばす。甚之助手前で明るくなってきた、空は快晴、天気予報が外れたのか、それとも晴れ男がいるからか。霧氷や新雪がとてもきれいだ。

甚之助に到着、前日のトレースがうっすら残っていたがここで終了していた。この時期ピークは厳しいだろう。小屋で先行者とお喋りし休憩、僕たちの読者でした。防寒対策したらスタートだ。チーム白山の実力を見せてあげる。怒涛のラッセルでトレースを伸ばす、トラバースは嫌らしいがドンドン行く。やがて若者が見えなくなった。黒ボコの急登を登っている最中に天候が急変した、地獄の到来だ。黒ボコ岩の陰に隠れて地獄セットを装着する、これでもう大丈夫だろう。弥陀ヶ原は猛烈な風、標高が上がるほど凄まじい。白山も見えない。地獄の中に突入です。今日は地獄の2丁目辺りでしょうか。気温は−10℃で風は20m以上、体感温度は−20℃以下か。

暴風の山頂に到着、写真撮ったら神社横に避難して滑降準備をする。頑張ってスーパーファットを持ち上げてきたから楽しみだ、今日も山頂から行きます。うーん、地獄パウダー最高、頑張って良かった。あっという間に地獄から抜け出した、これぞスキーの醍醐味です。視界があれば後はパラダイス、パウダーを拾いながら別当まで滑り降ります。地雷を何回か踏んだが構ってられない、至福のパウダーを楽しんだ。さて後はトレースに乗っかりチャリデポ点まで滑る、気温が低いので板が良く滑る。滑りすぎて転倒もしたけど楽しいぞ。チャリも快適あっという間に白峰ゲートに到着。終わってみれば13時間半の地獄ツアーでした、やはり白山は甘くなかった。。。

別当出合の休憩舎は夏も冬も有難い。

なにわの若者、下着一枚です。

甚之助は積雪1mを越えていた。

テンション上がるし。

絶好調のサブちゃん。

YSHRさんも晴れ男だ。

トレースは続いていく。

地獄の始まり。

言葉が出ない。

視界があるからまだマシ。

風雪に耐える新祈祷殿。

地獄2丁目です。

地獄でも記念写真を撮る。

上達したサブの滑り。

鬼が滑る。