白山 転法輪谷遡行      戻る


メンバー 僕 YSHRさん


2016年8月7日


白山 転法輪谷遡行周回

平瀬登山口3:40〜大白水谷〜転法輪谷4:57〜大滝@5:10〜大滝A6:56〜源頭部10:42〜白山山頂11:18〜平瀬道〜大倉山避難小屋12:16〜平瀬登山口13:14

今日は転法輪谷を詰めて白山に行ってきた、核心部の大滝は明るくなってから通過するので出発を3:40とした。深夜の高速は走りやすく1時間半で金沢から到着、準備をしているとYSHRさんも到着した。真夏の平瀬も暖かい夜だ、早く沢に入りたい。いつものように暗闇の沢にライト2つが光っている。2週間前に大白水谷を遡行したので不安なくドンドン遡行していく。日の出前の明るくなるころ転法輪谷との分岐に着いた、ほぼ予定どうり。

転法輪谷に入ると藪がうるさい、漕ぎながら沢を登って行く、先が思いやられる。そして水温がメチャ低い、足がかじかんできた。おかしい…このままでは冷たくて遡行どころだはなくなる。我慢しながら遡行し一つ目の大滝の手前で水が無くなった???。湧きたての水だから水温が低かったのだろう。水が無くなると藪、、、何とか沢を探し出したが水は流れてなかった。いつか出てくるんだろう。目の前に水が流れていない大滝が現れた、水がなければただの岩壁だ。ここを巻いて上に行く。
水のない河原が続き2つ目の大滝。ここも巻いていく。いったいいつ水が出るんだろう、怪しい雰囲気だ、まさか水無沢なのか。2人共不安に駆られ遡行していく。とうとう地図の水マークが消える所まで登ってきた、不安が現実になってきた。水分補給なしでもう喉が渇ききっている、水分ないんで食料も口に出来ない。持参のゼリーで凌ぐ。

諦めムードで登っていると雪渓が現れた、まさにオアシスだ。滴り落ちる雪解け水を補給した、もうこれで鬼に金棒。さあ行くぜ。水無沢は両岸からの湧水もない、乾ききった沢をドンドン遡行して行くと開けた源頭部に双耳峰がドーン。頑張って良かった。水もなく暑くて、藪漕ぎも多く散々だったがこの景色を見ると元気が出た。いつものように登山道に合流して山頂に着いた、7時間半、達成感でいっぱいです。山頂では人ごみの中隅っこで休憩して写真を撮った。さあ帰りましょう。

平瀬道に入ると人もまばらになった、登山者のほとんどが砂防か観光新道から登ってきているんだろう。高度が下がると暑いが走る、もうごぼう抜きだ。大汗かいてゴールの登山口に降り立った。今日も満足、頑張ればいい景色が見れるんです。