籾糠山 大瀬戸谷遡行      戻る


メンバー 僕 YSHRさん


2016年10月15日

籾糠山 大瀬戸谷遡行

R360路肩4:30〜宮谷入渓〜大瀬戸谷分岐5:30〜左俣5:46〜標高900m最終堰堤8:00〜稜線へ分岐12:00〜登山道合流13:00〜籾糠山山頂13:11〜20〜天生湿原14:00〜天生峠駐車場14:16


今日は白川郷の籾糠山へ沢登りに行ってきた。深夜4時前に道の駅に集合、車2台で天生峠に行き僕の車をデポしてYSHRさんの車で入渓地点の路肩まで行く。準備はOK、寒いのでカッパを着てスタートする。直ぐに巨大堰堤が現れ藪を漕いで巻く、意外に簡単だったがこれはまだ序の口、この先は堰堤のオンパレードが始まる。堰堤をいくつも巻いて大瀬戸谷に入り左俣を行く、やっと明るくなってきたからもう大丈夫…のはずだが左俣に入っても堰堤は続く。

もう工事用道路はどこにもないのに堰堤がある、いったいどうやって作ったのだろう。上流に行くほど古い堰堤だった。堰堤を巻き続け標高900m付近まで来た、どうやらこれが最後らしい、堰堤地獄からやっと解放された。ここから渓谷になる、やっと沢らしくなってきた。地図を見るともう余裕しゃくしゃく、稜線まで快適だろう…。しかし甘かった…。地図に書いてないゴルジュ、切り立った岸壁…聞いてないし…。

滝も次々現れ厳しい巻きや登攀もあった。ロープもいらないだろうと思っていたら使うハメになる。ちゃんと持ってきてよかった。それにしても苔むした岩はよく滑る、今日はフエルトの方が良かったな。狭い渓谷が終わると源頭の雰囲気になってくる。もうずいぶん歩いたな、そしてやっと稜線に這い上がる分岐点着いた。狭く小さい沢を登って行く、水が無くなる所でシューズを履き稜線目指す。沢が終わると濃い藪になる、登山道はすぐそこで人の声も聞こえるがなかなか進めない。枝パッチンを何度も喰らい登山道に合流した。

さあ山頂はすぐそこ、ダッシュで登り人の多いピークに立った。360度の展望、北アもはっきり見える、頑張って良かった。そして甘くなかった。休憩したら下山開始、みんなをごぼう抜きして天生湿原に着いた。20年ぶりだろうか、懐かしい。シカ対策に網がめぐらされていた。もう駐車場はすぐそこ、登山口に料金徴収のオヤジが3人いた。そしてゴール。約10時間の山行でした。

暗闇の中いくつ巻いてきたのだろう。

またか、、、

もう勘弁してください。

さあ渓谷の始まりだ。

ドンドン行くよ。

へつりがあり…

登攀があり…

入水して進んで行く。

行くしかない。

稜線に向かい登って行く。

藪の中からひょっこり出た。

人の多い山頂に到着。