白山滑降(山頂で初詣)     戻る


メンバー 僕、YSHRさん、パクミン


2016年1月6日


白峰〜砂防新道〜白山山頂往復


白峰ゲート0:00〜発電所先チャリデポ0:31〜別当出合3:27〜甚之助小屋7:11〜室堂8:36〜山頂9:32〜52〜滑降〜甚之助小屋10:21〜別当出合11:21〜デポ地点12:34〜白峰ゲート13:14


年末年始山行最終日は白山に初詣に行く事にした。ライブを見ると雪が消えチャリが使えるのを確認、天気が悪くても行くしかないだろう。それにパクミンを登らせてあげたかった。深夜0:00に白峰を出発した。

小雨が降る中3人でチャリを漕いで行く、1月にチャリなんて考えられない。雪は除雪で無くなったのではなく、暖かい日が続いたので消えたものだ。汗だくになって漕ぎ市ノ瀬発電所の先まで行く事が出来た、これで帰りは楽できる。雨の中シールを張り歩行開始、車のわだちがあり歩きずらい。市ノ瀬の積雪は10cm…ありえない。普段は2m以上あるのに。橋を渡り坂を登って行くと雪も消えている所が数か所あり、板を外さないといけない。11月に初滑りに来た時より雪が無い。
標高が上がるにつれ小雪になる、気温が下がると案の定シールに雪が張り付くようになる。

やっと別当に着き休憩、ここも雪が減っている。去年は屋根に登れたっけ。パクミン1人だけ元気だ。さあ名物の1本橋だよ、パク落ちるな。慎重に渡り次は名物の石畳。白山には名物が沢山あるんだよ。中飯場にくると雪が増えていたここから上は安泰だろう。パク先頭でルートを作ってもらう、今日は最終日なので勉強の成果を見せてもらおう…。暗闇をプチラッセルで進む、藪も隠れ始め歩きやすくなる。明るくなるころ甚之助小屋に着いた。まだ一階から出入りできるが裏は8割ほど埋まっていた。小屋で防寒対策をする、今日も稜線は暴風の予報。さあ行こう、次は名物、甚之助上カリカリ斜面。クトーを付けトラバースし沢筋を登って行く。

快適になった沢筋はモンスターも成長していた、振り返ると別山がきれいだった。そして稜線に上がると白山がドーンと見えた。心配していたガスもなくきれいだった。パク感動する。弥陀ヶ原に進むとまた名物、風地獄だよ。今日は予報通り凄い風だ、ゴーグルも装着する。室堂に上がると鳥居が半分以上埋まっていた。雪は去年より少ないがここは暖冬と無縁なのか、宿泊棟も屋根だけ出していた。写真を撮り山頂へ、標高が上がるとさらに風が強くなる。ジグを切りながら登って行く、風上に進むと暴風で板が浮力を得て足がメチャ軽い、しかし顔が痛い。風下に進むと背中を押され歩きにくい、もう試練だ。

やっと着いた山頂は凄まじい風、奥の宮でお参りして滑降準備をする。今日も速攻で逃げよう、山頂からGOー。パクも安心して滑れるようになった。写真を撮り合いながら高度を下げて行く。あっという間に安全地帯、スキーは魔法の乗り物です。
甚之助小屋休憩し滑降開始、覗き辺りから別当谷に滑り込み中飯場へ滑り込む。防寒装備を解除して別当へ。林道は快適に滑りデポ地点からチャリで白峰へ。
今日も13時間のハード山行、おまけに地獄もあり、年末年始山行の最終日にもってこいの日でした。山スキー最高。。。


甚之助小屋裏はこんな感じ。

パクにルートを教えるYSHRさん。

名物の甚之助上カリカリトラバース。

モンスターも成長していた。

感動するパク。

地獄だよ。

雪は増えている。

鳥居は半分以上埋まっている。

着いたぜ。

奥の宮で初詣。

山頂からGOー。

まだ地獄の中。

甚之助小屋が見えたら安全地帯だ。

市ノ瀬はこんな感じ、異常ですね。