白山滑降　2回目　（２７０２ｍ）　　　　　戻る

メンバー　僕　YSHRさん

市ノ瀬～砂防～エコーライン～山頂～別当谷下部～往復

白峰０：４５～市ノ瀬２：０５～別当出合４：２４～４：５５～甚之助７：３７～エコーライン～室堂９：１６～山頂１０：０３～１０：２５～滑降～甚之助１０：５４～別当出合１１：３３～市ノ瀬１２：３０～白峰１３：１０

週末にかけて寒気が入り山では大雪になっている、しかも除雪が入っているではないか。行くしかない。重いスーパーファットを担いでYSHRさんとチャリにまたがり白峰をスタートした。
白峰には車が止まっており先行者がもうスタートしている、まあどこかで追いつくだろう。除雪は先週の地点までされており時間短縮できたがスーパーファットを担いでのチャリはしんどい。天気は雨だが朝方には晴れる予報を信じてシール歩行を開始、先行者のトレースを有難く使わしてもらう。重く湿った雪のラッセルは辛いだろう。さてどこまで伸びているのか。

雪は先週より増えていて帰りの滑りに期待を膨らませる、お喋りしながら進みいつのまにやら別当に着いた。先行者はいないが石畳上にライトが見えた、射程圏だ。休憩後出発、1本橋は板を履いたまま渡る。意外に慣れれば怖くない。トレースを使い中飯場手前で先行者に追い付いた、先週の若者だった。ラッセルありがとう、この先山頂まで僕たちでラッセルするから…。YSHRさんと2人で回しながら高度を上げて行く。しばらく進むと多少藪が気になるがどこでも歩けるようになった。今日はスーパーファットでなければ敗退していたかもしれない。怒涛のラッセルは続きやがて明るくなってきた、後続になった若者たちはちゃんとついて着ている。

甚之助辺りからは藪も隠れ直登できる、エコーラインも全く問題なく行けるだろう。クトーを装着しトラバースして登り上げる、この辺りから後続が見えなくなる。笹薮なしの快適ルートで稜線に乗り上げると白山が。ドーン！美しすぎる。快晴のブルーに純白の白山、頑張って良かった。弥陀ヶ原に進むと風が凄い、もう厳冬期の風になってきている。シュカブラも成長していくだろう。直登で室堂に乗り上げる、この辺りの積雪は3m程か、写真を沢山撮り直ぐに山頂を目指す。左頬が痛くなってくる、しかしこの試練を乗り越えれば幸せが待っている。途中でクトーを再装着し山頂に登り上げた。絶景だが寒い、直ぐに滑降準備をする。

さあ滑りましょう、幸せの瞬間だ。山頂部もパウダー。写真を撮り合いあっと言う間に室堂に、そして甚之助小屋まで一気に滑り込んだ。ここで休憩、積雪は２ｍ程か。ここから下は藪がうるさくなってくる、別当覗きから谷に滑り込み林道に合流した。大雪直後なので岩を踏むことなくパウダーを楽しんだ。ドンドン滑ります、幸せのひと時はもう終了、一本橋まで快適に滑れた。林道のトレースも快適で苦労することなく市ノ瀬に到着、チャリデポ地点からあっという間に白峰に到着。
最後のバトルが疲れた体にムチを打った。完全燃焼。。。