越後駒ヶ岳滑降（２００２ｍ）　　　　　戻る

メンバー　僕、YSHRさん、あんちゃん、パクミン

２０１５年１２月３１日

銀山平～道行山～越後駒ヶ岳往復

石抱橋２：５０～尾根取付４：２１～道行山６：４０～小倉山８：０４～前駒９：３５～駒の小屋１０：１５～山頂１０：３３～５３～滑降～林道合流１２：４８～石抱橋１３：２５

前日の八海山滑降を終え銀山平へ移動、ちょうど石抱橋が除雪終了点だった。数時間の仮眠を取ったらスタートだ。深夜３時前満天の星空の中スタートする。放射冷却で気温は－１０℃、動いていないと凍えそうだった。北海道のパクミンは前日の反省で汗をかかないように登るそうだ。林道ラッセルをガンガン伸ばしていく。やっと追い付いたら腕まくりをしていた、極寒の世界で肌を出している人初めて見た、北海道で生まれ育ったっ人はみんなそうなのか…。
途中ルートミスもあったが１時間半で尾根取付点に着いた。

GPSでルート確認しながら夏道を参考に登って行く、ここも下部は藪が多くルート工作に苦労するが激ラッセルが無いので昨日よりマシだ。尾根上に上がると藪も隠れ始めやっと快適になる、ここでパクミンの修行です。いかにアップダウンを作らずルートを伸ばしていくかが山スキーヤーです。靴ラッセルだから早い、ちょうど夜明けごろ道行山の巻に差し掛かった。朝焼けで染まる越後駒ヶ岳、美しい。さすがは越後の名峰だ。巻も藪で苦労するがYSHRさんが伸ばしパクミン後ろで勉強する。小倉山まで来ると藪もほとんど隠れ山頂までの稜線が伸びているのが見える、このルートは終始駒ヶ岳を見ながら登れる素敵なルートです。

標高も上がると白一色の世界、白山に似ているな。ヤセ尾根を登り高度を上げて行く、絵になる景色ですが一人だけ春山の格好をしている。前駒を過ぎクトーを装着して駒の小屋を越え山頂目指す、雪も安定しているので直接山頂に登り上げた。絶景です、頑張って良かった。３６０度遮るものなく感動の瞬間でした。でも寒いのでさっさと滑降準備をする。ほんの１０分の間に快晴が雲になり雪が降ってきた。速攻で滑ろう。あっという間に安全地帯に着く、パクミンもちゃんとついて着ている。巻のトレースも快適でシールを使うことなくドンドン降りた。そして１０時間１０分でゴール。今日も満足山スキー最高。。。