甲斐駒岳(2967m) 黒戸尾根往復 戻る
メンバー 僕
2015年5月30日
黒戸尾根登山口駐車場(770m)2:15〜刀利天狗(2049m)4:10〜七丈小屋4:57〜甲斐駒岳山頂5:58〜6:03〜七丈小屋6:53〜刀利天狗7:39〜駐車場8:50
黒戸尾根から甲斐駒岳を登り往復してきた、この尾根は駐車場から山頂までの標高差2200mで急登だ。名人がよくトレーニングに使っているルートです。前夜高速のパーキングで仮眠を取り深夜2時前に駐車場に着いた。すでに車が何台か止まっており仮眠しているようだ、テントも張ってあった。あまり物音をたてずに準備してスタートする。暑い夜だから登り始めると早くも汗だくになった、こまめに水分を摂りながら登って行く。急登のジャングルは月明かりが届かずライトの明かりが頼りです。ガンガン行き刀利天狗辺りで薄明るくなってきた、手前のヤセ尾根は刃渡りと言う名前通り切り立っていて慎重に通過した。
やがて太陽が登ったが樹林でご来光を拝む事が出来なかった。七丈小屋手前の屏風岩はハシゴと鎖の連続だがしっかりしていてあまり危険は感じなく通過できる。小屋に到着し栄養とって山頂部の急登を行く。残雪が出てきて歩きにくい、岩場の急登には鎖が設置してあった。風が涼しく心地よい、汗だくのシャツも乾いた。山頂直下の岩場を眺めながら登りやっと山頂に着いた、3時間45分。まあこんなもんでしょう…、サブちゃんならもっと早いな。
360度の展望は貸切で最高。思わず見とれてしまっていた。記念写真を撮ったら下ります、手もかじかんで痛くなってきた。標高が下がると暖かく汗もかいてきた。
小屋を通り過ぎしばらく行くとやっと後続が登ってきた。その後は続々と登ってくる。深夜発で良かった、山は贅沢な貸切が一番です。急登の登りはしんどいが下りは早い、ドンドン高度が下がっていきあっという間でもないけど駐車場に着いた。これから登る登山者もいた。駐車場はすでに満車、近くの展望がイイ日向山に行く人も多いのだろう。往復6時間35分、満足でした。それにしても登山者の半数はアイゼンとピッケルを携行していた、アプローチシューズで行けるのに、ただの重りにしかならないだろう。車に荷物を放りこみ次の目的地大菩薩嶺に向かった。
暗闇の刃渡り、落ちたら痛いぞ。
樹林が邪魔でご来光が見れなかった。
ハシゴと鎖の連続。
利用する人はよく読んでください。
スカイブルー、気持ちがいいです。
小屋から意外に遠い山頂。
本当の山頂はまだ奥でした。
やったぜ、貸切。
富士山の雪はほとんど無かった。
麓の街から一気にせり上がる南アルプス。
北岳はどの方角から見ても尖っている。
甲斐駒山頂部は岩の要塞だ。