武尊山滑降（２１５８ｍ）　　　　戻る

メンバー　僕

２０１５年３月２８日

川場スキー場３：００～ゲレンデトップ４：３０～剣ヶ峰山５：００～山頂５：５４～６：０９～滑降～登り返し地点６：４５～川場スキー場６：５９

久しぶりの連休だから遠出に行くしかない、仕事を終え高速を飛ばし川場スキー場に着いた。途中の麓で温泉に入ってきたが金沢から５時間かからなかった。スキー場の駐車場は立体式で快適な車中泊が出来るはずだったが…。

２時に起きて準備をする、夜中からぞくぞくと車が駐車場に入ってきたから、うるさくてあまり寝れなかった。でも気合が入っているから大丈夫、３時ちょうどにスキー場を出発した。ゲレンデは圧雪者で整備済みでカチカチになっていた。暗いゲレンデをガンガン登って行く。細板で足が軽いから超早い、もうファットに戻れないな。高度が上り振り返ると夜景がメチャきれいだった。リフト沿いのコースを進み行くとリフト降り場で終点、行き止まりになっていた。安心してGPSを見ていなかったから隣のコースに迷い込んだみたい。仕方ない、尾根を伝ってゲレンデトップに行く事にした。

藪と格闘しながらルートを切り開く、この尾根には誰も来ないだろう。標高が上がると歩きやすくなりゲレンデトップに合流した。とんだ時間ロスだった。ここで初めて休憩し防寒対策をする、日中は暖かくても朝方は寒い、おまけに今日は風が強い。ゲレンデ上は急登でクトーを付け登る、一旦尾根に登り上げると正面に剣ヶ峰山が立ちはだかっていた。あの急登は登りたくないのでカチカチ斜面をトラバースする。心臓に悪いトラバースでした。この辺りからやっと明るくなり夜明け前の武尊山が見えた。尾根は風が強くて顔が痛くなってきた、アップダウンも多くクトーを付けたまま進む。進行方向の右手には前武尊のピークがありその奥から空が赤くなってきた。

アップダウンをこなし山頂直下の最後の登りになると風が強すぎ、手も痛くなってきた。強風に耐えて山頂に到着、やったぜ！展望が素晴らしい、３６０度遮るものが無い。うっとりしたいが寒いので記念写真撮ったらすぐに滑降。登りのアップダウンは全てトラバースしあっという間に剣ヶ峰山の鞍部に着いた、ここでシールを付け登り返す、スリップしながら何とか登り後は滑るのみ。カチカチだからスピードが出るが調子に乗らず慎重に滑降、コケたら痛いぞ。ゲレンデトップからのコースを滑るとすぐ横に苦労して登ってきた尾根があった。GPSではゲレンデコースが出ないから分からなかった…。山もゲレンデも貸切で７時には駐車場に着いた。チョット物足りなかったので武尊山から見えていた赤城山に行く事に決めた。