白山滑降3回目    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん


2014年11月24日


市ノ瀬ゲート1:30〜別当出合2:20〜中飯場3:10〜甚之助4:45〜弥陀ヶ原6:00〜室堂6:21〜山頂7:05〜7:25〜滑降〜室堂7:33〜甚之助小屋8:04〜別当出合9:22〜9:38〜市ノ瀬ゲート9:47


好天の日が続き折角積もった雪が溶けだしている、北アルプスも乗鞍も白馬も雪が少ない。白馬は先日大きな地震があり余震も続いているからしばらくは行けないだろう。やはり地元の白山しかないだろう、YASUHIROさんと行く事にした。

チャリを積み込みYASUHIROさんの待つ市ノ瀬ゲートに車を走らせた、予定は2時発だが今日も気合が入っていたので30分早い1:30発となった。スキーを担ぎチャリをガシガシ漕ぐ、YASUHIROさんはVOLT1200を装着してメチャ明るい。
気温が高いので薄着で漕ぐが汗だく、除雪は別当出合までされていた。この時期スキー前のチャリは定番で体力がいる。
雪が減った別当はカチカチで、この先苦労する事間違いなし。一本橋を渡り中飯場まで板を担いで行く。ここまで来るとスキーで歩けるくらいの積雪だが、カチカチのうえツボ足のトレースでズタズタになった登山道は歩きにくい。滑ってくるのは難しそう。

ルートを選び苦労しながら進み、甚之助まで来るとどこでも歩けて助かった。今日もエコーラインから行く事にした。さすがに狭い沢筋はズタズタで歩きにくくクトーを付けて登り上げる。いつもならこの辺りで明るくなってくるが、今日はスタートが早かったのでまだ真っ暗だ。防寒対策をして稜線に上がると日の出の方向が薄明るくなってきたが、足元は暗い。ライトを点けたまま弥陀ヶ原を行き室堂に登り上げた頃ようやく明るくなった、風も強くなり始め顔が痛い。
しばらく進むと雲がかかっていない御嶽山の背後が赤くなってきた、そして高天ヶ原辺りで極上のご来光を拝めた。頑張って暗闇を歩いて来てよかった…

強風と寒さに耐え山頂に着くと先客2名がいた、前日に室堂で泊まりご来光の写真を撮っていたそうだ。僕らは登っていても寒いのにじっとしてカメラを構えていたら極寒だっただろう。奥宮にお参りをして滑降準備をする。今日は山頂まで雪が
繋がっているから滑降はもちろん山頂から、しかしカチカチ斜面だから慎重に行く。もう最高です、あっという間に室堂に着き休憩する。風はここまで降りると収まっていた。
この先エコーラインはズタズタなので、誰も滑っていない黒ボコから滑った。コケたら止まらないのでさらに慎重に行く。そして南竜分岐からの斜面はトレースやらシュプールやらで苦労の滑りだった。甚之助小屋で休憩、この先の登山道もまともに滑れないだろうから、別当谷の左岸上部を滑ることにした。

この斜面もカチカチでコケたら谷底まで落ちていってしまう、おまけに雪も途切れており苦労の連続、砂防新道の超上級者コースだった。何とか無事に工事道路に合流しこのまま別当に行けると確信したが、人生甘くなかった。橋は撤去され谷を
渡れない。仕方なくまた左岸の斜面を別当まで行く事になった。そしてかなり厳しかったが別当まで滑り降りることが出来た。たぶん誰もここまでスキーで滑って来れないと思う。
板を担ぎ一本橋を渡り、後はチャリにまたがり市ノ瀬ゲートまで快適にブッ飛ばす。10分かからずに到着。今日も大人の山行でした。

室堂に着くころ明るくなってきた。

日の出前の風は冷たく、サングラスも装着できず寒い。

日の出だ、それも極上。

素晴らしい。幸せです。。

白山が似合うYASUHIROさん。

着きました、今シーズン3回目。

朝日に照らされ白山も神々しい。

さあ、今日も山頂から滑ります。

慎重に滑ります。

あっという間に室堂、これだからスキーはやめられない。

次は黒ボコから行きます。ここも慎重に。

分岐から下はズタズタでうんざり、まともに滑れない。

誰も滑っていない別当谷左岸の上部を行く。

雪が途切れて苦労した。

際どいトラバース、落ちたらタダでは済まない。

無事に工事用道路に出たが、この先橋が撤去されていた。

下も雪が無く大変でした。

やっと別当に着きチャリに向かう。

行きにしんどい思いをした分帰りは快適。