厳冬期岩木山滑降(1624m)    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん


2014年12月29日


百沢スキー場4:45〜ゲレンデトップ6:00〜焼止まり避難小屋辺り7:03〜岩木山9:20〜〜9:35〜滑降〜ゲレンデ合流10:10〜駐車場10:24


昨日の鳥海山滑降を終え約300q車を走らせ、岩木山の百沢スキー場に着いたのは午後10時を回っていた。遅いご飯にビールを飲んだら後は爆睡だ。良く寝たけど疲れが取れない…

今日も早朝5時前に出発、ちょうどゲレンデ整備の圧雪者も動き始めていた。重い足取りでゲレンデ内を歩く、暗闇の中早朝からライト付けて歩く姿は、圧雪者の運ちゃんも不思議だっただろう。標高差500mちょいのゲレンデを行くがラッセルもないのに1時間以上かかっていた。鳥海山がボディーブローのように効いている。ゲレンデトップからは樹林帯でチビチビラッセル、ないのと同じだ。前日のトレースが薄らと残っていたが樹林帯を出ることなく終了していた。
やがて明るくなり眼下に広がる弘前市街が見えた、景色が良くなると、だんだんと調子が上がってきたから不思議なもんだ。

樹林帯を出る前に防寒対策をする、完璧すぎて暑い位だった。だがそれもしばらくで、1300m位からホワイトアウトになり風も出てきた。今日もGPS頼り、GPSのない山行なんて僕にとってありえない。稜線に上がるとさらに強風、毎度のことです。
稜線をしばらく進み岩木山の山頂直下に行く。風が当たる所はカチカチで岩稜に張り付いたエビの尻尾が行く手を阻む。しかし今日はスキーで登り上げるのだ、、夏場では考えられない所をスキーで行く。
何とかすきーで山頂に登り上げた、不思議な事に山頂部は風がほとんどなかった。標柱を掘り起し記念写真撮ったら滑降です。相変わらずのストレスのたまる滑り、ルートを確認しながら登ってきたよこの沢に滑り込む。視界が確保されればもう最高。快適な沢でした。今日も満足、東北最高!

おぉー、調子が上がってきたぞ。

霧氷もきれいだ。

甘くなかった、今日も見えない。

見えないから恐怖心がない。たぶん崖だろう。

行く手を阻まれる。

山頂の標柱を掘り起こす。

楽しい滑降。

崖も楽しい。