富士山 御釜滑降(3775m) 富士宮口 戻る
メンバー 僕 名人
2015年5月5日
富士宮口5:00〜8合目7:25〜外輪9:07〜山頂9:20〜9:41〜御釜滑降〜登り返し〜外輪10:20〜滑降開始10:38〜富士宮口11:25
前夜富士宮口の駐車場に着き、名人を待つ。外は暴風で車が揺れていた、視界もなく観光客も少ない。7時ごろ名人が到着、何やら富士山スカイラインのゲートでオジサン1人を拾ってきたそうだ。このオジサン視界が無く道に迷い5合目を通り過ぎ下まで降りたらしい。名人号で宴会し明日に備えた。
朝5時に登山届を出して出発、明るくなってからのスタートは久しぶり。あまり早く上がると斜面がカリカリで滑りが楽しめない。道路からしばらくで雪があった、早速シールを貼りクトーを付けて登る。しかし斜度が増すとスリップして登りにくくなる、富士山は急斜面が外輪まで続き、カチカチ斜面だと厄介だ。何とか6合目までスキーで登り上げ、この先アイゼンに履き替え登った。雪は途中2か所ほど途切れていて夏道が出ていた。アルミアイゼンなので夏道は外す。名人は鉄なのでそのままガンガン行く。空は雲がかかり日差しが当たらないから雪が緩まない。慎重に登って行く。滑落したら止まらないだろう。
高度が上がると眼下に雲海が広がりきれいだ、やはり富士山は高度感たっぷりだ。外輪手前でまた雪が切れ夏道が出ていたが氷がビッシリと付いていた。スタートから4時間で外輪に登り上げた目指す山頂はすぐそこ、眼下の雲もなくなり展望が素晴らしい。360度遮るものなく前日登った南アルプスもはっきり見えた。山頂で記念写真を撮り滑降準備をする。今日は御釜の底まで滑り降りる。カチカチでコケたらタダでは済まない、慎重に滑降していく。果てしなく続くカチカチ、10分の滑降でした。さあもう満足ですから帰りましょう、板を担いで外輪まで登り返す。名人汗だくで到着する。いつのまにやら数名の登山者が登ってきていた。
外輪から少し下り雪が出た所でスキーを履く。上部はまだカチカチだが下部はもう緩んでいるでしょう。写真を撮りながら慎重に滑降していく。高度が下がるとザラメになり快適かと思ったが、縦溝や落石が無数にあり飛ばせない。我慢の滑りでした。それでも7合目から下は縦溝もなくなりチョットだけ楽しめた、何とか雪を拾いながら駐車場まで滑ることが出来た。外輪から標高差1300m程を1時間かからずに降りてきた。スキーは最高です。
スタート時雪があるか心配だった。
名人早々と板を担ぐ。
何ヶ所か雪が途切れていた。
宝永山 2693m
雲海が広がってきた。
やっと8合目。
富士山が似合う男。
外輪に登り上げた。
ピークはすぐそこ。
やったぜ!
絶景だ。
もちろん山頂から行きます。
御釜の底に向かって滑降。
釜の底から見上げて。
雲上のスキー、最高です。
大斜面。