蓼科山(2530m)霧ケ峰(車山1925m)美ヶ原(王ヶ頭2034m) 戻る
メンバー 僕と妻
2014年9月22日
前日金峰山を登り万座温泉でまったりした、今朝も日の出前に目が覚め露天風呂に浸かりながら朝を迎えた。天気も最高だしただ帰るのはもったいない…どこか行こう!そうだバカバカしいけど帰り道にビーナスラインを使い
蓼科、霧ケ峰、美ヶ原の百名山3座を登ってこよう。車を使えば誰でも出来るがバカバカしいからあまりやらないだろう。妻も乗る気になったので行く事にした。
蓼科山
7合目登山口10:23〜将軍平11:12〜山頂11:32〜52〜7合目登山口12:38
朝飯を食べホテルを後に蓼科山に向け出発するが万座ハイウェイは通行止め、草津に行く国道は白根山の火山の影響で夜間通行止めになっており8時からでしか通行できなくしばし足止めされた。ゲートが開きナビの案内で
ブッ飛ばす。浅間山の西側の湯の丸高原から小諸を通り立科町に入った、女神湖から林道を登り7合目登山口の駐車場に車を止めた。さっさと準備して満車の駐車場からスタート、鳥居をくぐり登山道を行く。
しばらく歩くと登りになり石ころの登山道になる、高度を上げると道も荒れだし歩きにくい。雨が降るたびに水が川のように流れるのだろう。
荒れ道から普通の登山道に戻りしばらくで将軍平に着いた。ここは登山道の分岐地点で蓼科山荘もある。休憩して妻を待つ、前日は食べ過ぎたのか?足が重いようだ…。
山頂まですぐそこだがここから大石の急登になり息が上がる。そして下山者も多くすれ違い中々進まないがようやく山頂に着いた。広い山頂部は石ころだらけ、中央に祠があり記念写真を撮って下山開始する。
下りは妻も早かった、まず1座目完了。
車で7合目まで来れる。
石ころ道は歩きにくい。
途中の展望スポットから美ヶ原方面が見えた。
荒れ放題になってくる。
将軍平の蓼科山荘。
紅葉が始まっている。
将軍平からは大石の急登。クサリもある。
山頂にも小屋があった。
広い山頂にはこの標柱と祠に方位盤が離れ離れにポツリと立つ。
八ヶ岳に続く稜線。
もうじき紅葉が見ごろになるだろう。
霧ケ峰(車山)
車山肩駐車場13:20〜車山山頂13:43〜50〜駐車場14:06
蓼科山を下山して速攻で霧ケ峰を目指す、白樺湖には平日にもかかわらず大勢の人で賑わっていた。そのままビーナスラインを行き高度を上げる。この道は20年ほど前にドライブで来たことがあるはずだがどんな景色だったか
全く覚えてなかったので新鮮味があって楽しい。
車でドンドン行くと白くてデカいレーダードームが見えてきた、あれが山頂だろう。しばらくで車山肩の駐車場に着いた、空きスペースに止め出発、横にはチャリが1台止まっている。誰か自力登山してるのでしょう。
整備された散策路には観光客もおりもはや山ではないな…しばらくしてサンダル姿のチャリダーが降りてきた。軽量化だろう、ちょっとうらやましかった。今日の僕は軟弱者です。
山頂には中学生の遠足か?200人ほどいた、都会の学校だろう。レーダードームの裏に行くと八ヶ岳と裾野に広がる茅野市が見え絶景だ。しかしゴンドラの駅があり苦労せずに登って来れる様になっており赤ちゃんを抱いた家族もいた。
もう行きましょう…中学生の団体も下山していて抜くのに苦労、うんざりだが仕方ない。これで2座目だ。
ここがスタート地点。
遊歩道が山頂まで続く。
八島ヶ原湿原が見えた。
デカい建物で重要だろうが百名山に建てなくても…
この景色は良かった。
先ほど登った蓼科山は雲の中だった。
美ヶ原
山本小屋14:58〜塩くれ場15:12〜王ヶ頭15:32〜山本小屋16:10
さあ最後の山?高原?だ。突然決めた山行だから地図もない、しかしネットで情報を仕入れるから便利な世の中だ。だが僕が見た記録は美ヶ原はサンダルでも行け5分位だと…なっていた。怪しい現地で確かめるしかない。
山本小屋に着き看板の地図を見ると山頂の王ヶ頭まで往復6KMとなっていた。あの記録は何だったのだろう?荷物を出す為バックドアを開けるとウエストポーチが転がり落ちた。ヤバイカメラが入っている、恐る恐るチャックを開けると…
液晶が割れていた。最悪だ!しかし写真は撮れそうだ。
牧場を縫うように作られた道は山頂に続きホテルまである。歩いてる横目に観光客を乗せたバスが行き交う。百名山完登する者には避けては通れない山…百名山でなければ絶対に来ないであろう山。だが行くしかない。
牛が放牧され妻は大喜び、、、ほどなくして山頂に着いた、山頂はテレビ塔が沢山建っていて異様な光景。しかしこんな場所にホテルを建てなくてもいいのではないかと思うのは僕だけでしょうか?
バスに抜かされながら駐車場に到着、金沢までの道のりが長かった、、、これでバカバカしい1日百名山3座登頂が完了した。
牧場を貫く車道が山頂まで続く。
牛さん、、、
美しの塔と山頂、何かの要塞みたいだ。
牛に向かって走り出した。
巨大なアンテナと巨大なホテル、深田久弥先生も悲しいだろう。
山頂で記念写真。
バスが行き交うたびに歩行者は避けなければならない。ホテル宿泊者優先なのだろうか?
もう行く事はないだろう。