巻機山(1967m) 戻る
メンバー 僕
2014年10月5日
桜坂駐車場4:05〜ニセ巻機5:38〜ニセ山頂5:55〜山頂6:05〜桜坂駐車場7:26
米子沢を遡行して山頂から割引岳を経由してヌクビ沢を下降してぐるっと周回する予定だったが天気予報では崩れ始める時間帯が早まった。沢の途中で雨が降り増水でもしたらたまったもんじゃない、周回を中止して井戸尾根をピストン
する事にした。ザックには行動食のパンを入れてあったが食べることもなくまさに朝飯前の山行だった。
仮眠していた高速のパーキングから移動して登山口の桜坂駐車場に到着、さっさと準備して出発する。暗闇には濃い霧がかかり足元しか見えない、登山口もどこか分からず獣みちに入ってしまう。GPSがやっと衛星を補足して現在地が分かり
登山口の分岐から井戸尾根に進む。
泥の登山道がずっと続き滑りやすく汚い、所々ぬかるんだ場所もあった。30分程で濃い霧から抜け出し周りが見えるようになり飛ばす、しかし沢ウエアーしか持ってきてなく暑い。大汗をかきだしたのでペースを落として行く事にした。
登山道には4合目から標柱が立っていて登山者は今何合目にいるのか分かるようになっていた、親切な登山道だ。どうせならこの泥道を何とかしてほしい。
薄明るくなり正面に急登が現れた、GPSで見るとニセ巻機だった。この辺りから登山道は石ころに変わり足も汚れない。風も出てきて涼しくなったのでガンガン登る、しかしこのニセ巻機は偽物の割に登り応えのある急登だった。
ちょうどピークで明るくなったがガスで視界が悪い、チョット下ると避難小屋が現れ周りにはテントが数張り張ってあった。宴会山行だろう。
小屋付近は草紅葉が綺麗で池塘も点在していた、晴れていればいい景色なのに残念。視界のない登り坂を登りきるとひょっこりと巻機山山頂の標柱が現れた、記念写真を撮り周りを見るとなんだか変、、、牛ヶ岳方面に続く道は登りになっていた
地図で確認するとピークはまだ先だ。この山頂と書かれた標柱はニセ物か?ピークを目指しダッシュ、本当の山頂にはケルンが積んであった。もうちょっとで騙される所だった。山頂は風が強く早くも天気が崩れだしていた。
カッパを持ってきてないので雨が降る前に下山したい。ニセ巻機を過ぎ高度を下げると視界が開けきれいな紅葉が広がっていた。来てよかった!再び泥の道になると慎重にコケないようにゆっくりと降りた。
駐車場に着くと水道がありたわしまで置いてあった、道は汚いけど紅葉は絶品でした。
この標柱はピークにあり本物だった。
立派な避難小屋があった。
この標柱はニセ標柱、ピークはまだ向うだった。
巻機山山頂。
池塘と草紅葉、とってもきれいです。
晴れていれば良かったのに。
白山も一緒だが赤色がきれいな年。
来てよかった。
ヌクビ沢と紅葉。
皆さん気を付けましょう!