燧ケ岳(2356m)~至仏山(2228m)周回ワンデイ    戻る


2014年10月12日


メンバー 僕


鳩待峠5:15~富士見峠6:09~見晴十字路6:52~燧ケ岳8:09~8:38~見晴十字路9:39~山ノ鼻10:20~至仏山11:47~11:58~鳩待峠13:00


ハイシーズンだと上高地に匹敵するほどの込み具合である尾瀬。そんなときは花も綺麗でいいだろうが人込みはいや、紅葉も終わり晩秋を迎えた尾瀬なら人が少ないだろうと見込み鳩待峠から燧ケ岳を登り湿原を駆け抜け
至仏山を登り周回してきた。前半は寒さと戦い、中盤は暑さと戦い、後半は人込みと戦い33kmを周回した。

尾瀬の玄関口にある戸倉の駐車場から朝1番のバスに乗り鳩待峠へ向かう、料金は¥930で微妙な値段だ。5時過ぎに鳩待峠に着いたが次から次へとバスが到着してあっという間に人であふれかえった。
今日はスタート時間が遅いので湿原地帯は走り時間短縮をすることにした、皆ライトを持ってなく明るくなるのを休憩小屋で朝食を取りながら待っているようだ、僕はライトを点けて走った、寒いから走るしかない。
とりあえず富士見峠までの5.3kmを走った、20分程で樹林帯を抜けると寒い、ペースが上がった。ほぼ木道の道で誰にも会わずに到着、休憩なしで次は見晴十字路までの5.7KMのランだ。

この道は登山道で整備はされていない、落ち葉がよいクッションになり快適に走れる。途中で二ホンジカの群れに遭遇、一目散に逃げるシカと競争だった。合計11kmのランを終え見晴十字路に着いた、ここで初めて人に会うが
凄い人数だ、小屋はいくつもありテントも無数に張ってある。もう行動している人もおり僕の行く手にも団体さんがいた。広い木道を尾瀬沼方面に行き途中から登山道に入る。登山道に入るとまた静かな山になった。
樹林を歩き沢を登るルートになっている水がないが沢登りと同じでチョット楽しい道だ。

沢を登り詰め稜線から山頂に着いた、尾瀬沼から前泊で登ってきた登山者が何人もいた。山頂で大休憩して危難写真も撮り登ってきたるーとを下降して見晴十字路に行く。沢の下りは慎重に…、登りと同じくらい時間がかかった。
見晴十字路から山ノ鼻までは湿原の中を通るルート、もう人が多くこの先苦労するだろう、木道が6km続き平たん路のランになる。走っては人を避けたり止まったり、結構疲れる。
山ノ鼻で休憩して至仏山に向かう、この道急登が続き森林限界を抜けると直射日光が暑い、ヘロヘロになりながら山頂に着くともう休憩する場所がないほど人、人、人。勘弁してください、ここは銀座ですか。

パンをかじって速攻で降りるが、もう下山ラッシュが始まっていた。抜いても抜いても人ばかりでうんざり、特にガイド山行の団体を抜くのに苦労した。やはりこの山は人のいない時間帯に登ったほうがイイです。
やっと着いた鳩待峠にも人の山、チケット購入もバスの乗車も列をつかなくてはならなく大変だった、しかし尾瀬にある2座を完登出来てよかった。


樹林帯を抜けると明るくなってきた。

水も凍っていた、寒いはずだ。

疾走する僕。

富士見峠手前の池で見た逆さ燧ケ岳。

燧ケ岳登山道はロープがかかり張り紙が…、しかし行くしかない。

沢沿いの登山道は流されていた。

しかし沢登りだから楽しい。

山頂で記念写真、後ろは至仏山。

下山後6KMの木道を行く、さらば燧ケ岳。

至仏山、今行くよ!

至仏山の登山道は整備されている。

人が多すぎて記念写真も撮れない。

下山も苦労の連続。