大山（１７０９ｍ）、剣山（１９５４ｍ）　　　　戻る

メンバー　僕

２０１４年６月２９日

大山
夏道登山道口１：４５～六合目２：３９～頂上小屋３：３０～４：３０～山頂４：３６～４：５５～登山口６：０８
剣山
見の越駐車場１１：０５～西島駅１１：２８～山頂１１：５３～１２：００～西島駅１２：１１～見の越駐車場１２：２５

仕事を終えて高速に乗り鳥取県を目指した、金沢から５００ｋｍ以上の大移動で山に登るより疲れる。今週末が高速休日５割引きの最終日だから遠くに行っておいたほうがいい。
夜遅くに大山の登山口駐車場に着き夕食の弁当とビールで腹を満たしさっさと寝たが直ぐに目覚ましに起こされた。快晴の予報だからご来光が見れるはずと思い深夜発にしたのだ。支度をして車を降りると
周りは濃い霧に包まれていた。暗闇の登山道をしばらく行くと先行者がいた、皆ご来光目的らしい。今シーズン夜中に人に会うのは初めてだ。登山道は丸太や蛇籠でしっかりと整備されていてとても歩きやすい。

高度を上げていくにつれて霧がさらに濃くなり六合目に着いた、この登山道は一合目から標柱が立っているので分かりやすい。霧の中から避難小屋がかすかに見えるがパスして登り続けた。樹林帯を抜けると
風が出てきたが心地よい。頂上に近ずくと木道が整備されていた、至れり尽くせりの登山道だ。快調に飛ばし過ぎてきたので小屋で休憩しようと探すが濃い霧で見当たらない、もう視界は５M以下。ガラスにライトが
反射して見つけた。中に入り長い休憩して明るくなるころ外に出ると全く霧が晴れていない。すぐそこの頂上に行きしばらく待つがダメだ！皆頑張って深夜に登っていたが残念がっている。ご来光どころか景色も見えない。
霧の中で記念写真を撮りダッシュで下山した。登山口に着くころ大勢の登山者が登り始めていた、さすが西日本を代表する山で人気が高い。駐車場も満車だった。

下山してきてもまだ早朝。このまま帰る訳には行かない、地図とにらめっこして次の行先を四国の剣山に決めた。ナビをセットすると目的地まで２４０㎞と表示された、ブッ飛ばして高速を走った。倉敷から瀬戸大橋を渡り
四国に入り国道を行く、国道は道が狭くカーブも多い。特に剣山ドライブウェイは急坂でヘアピンが多く道も荒れ気味で本当に通れるのか不安になる道、白山スーパー林道のほうが広くて走りやすい。
山道を１時間近く走りやっと見の越駐車場に着いた、アプローチの悪さから想像できないほど車が沢山止まっていた。すぐに準備して登り始める。

ハイペースで登り若い５人グループを抜き去り進むと負けじと若者が着いてくる、若いから体力があるのだろうが山ではおじさんが強いよ！案の定１ｋｍ程駆け上がった頃着いてこれなくなった。ほぼ駆け足で登り
あっという間にリフトの終点駅の西島に着いた、観光客や体力のない人たちは駐車場からリフトに乗ってきている。さらにペースを上げ山頂に到着、広い山頂部には大勢の登山者がくつろぎ手軽に登れる山だと実感する。
晴れ渡った空は展望を楽しませてくれた、写真を沢山撮り下山も走り無事到着。後は帰るだけだが金沢までの５００ｋｍ超の距離を運転するのが試練でした。