白山周回(2702m)砂防〜山頂〜湯の谷〜釈迦岳〜丸岡谷    戻る


メンバー 僕 ノザ

2014年3月29日

白峰ゲート0:54〜除雪終了点1:28〜市ノ瀬2:40〜別当出合4:12〜甚之助6:07〜室堂7:37〜山頂8:18〜8:36〜湯の谷滑降〜1880m登り返し点9:09〜
釈迦岳10:00〜丸岡谷滑降〜林道合流10:40〜除雪終了点12:20〜白峰ゲート12:45

市ノ瀬までの県道が半分以上除雪されたのでチャリを使って白山にノザと2人で出かけた。ただ往復しても物足りないので春のツアーコースの湯の谷を滑降し周回することに
した。この時期に入る人はおらず貸切で釈迦岳のピークと丸岡谷滑降のおまけ付きで大満足でした。

深夜に白峰ゲートをチャリで出発、今日は気温がかなり上昇するので早い時間に谷を滑降する計画だ。いつもなら凍結している道は乾き快適に走行し一汗かいた頃除雪終了点に着いた。
百万貫岩から1,5km先まで除雪が終了しており助かる。チャリを隅に置き今度はスキーで進む、気温は低くないが雪面はカチカチで足が軽い。歩きだしから3時間かからなく別当出合着き休憩した。
雪はかなり減っているがまだまだ多い、一本橋を渡り砂防新道を行く。暗闇をドンドン登りやっと明るく頃甚之助小屋に着いた、ここまで高度を上げると積雪はあまり減っていなかった。
空は快晴になりつつあるので日焼け止めとサングラスを装着。クトーも付けて弥陀ヶ原に行く。
トラバースしながら沢筋に入り弥陀が原に上がると白山が出迎えてくれた。風が強く吹いていたが寒くもなくたいした事ない、もう春です。氷化した斜面を行き室堂に着くとここは積雪が増えていた。
宿舎はほぼ埋まり鳥居も上部1mほどしか出ていない。豪雪だ。 写真を撮ったら山頂目指して氷化斜面を行く、積雪が多いので凹凸が無く全体的に斜度が緩くなっておりいつも山頂から滑降する急斜面から
登り上げ頂上に着いた。奥の宮にお参りして滑降準備、気温が低いうちに行きましょう。カリカリなので気を付けて、コケたら止まらないよ。慎重に御宝庫の脇を滑り大汝峰をトラバースする。
湯の谷源頭に着き谷へ滑り込むがカチカチ。ここもコケたら終わりだが心配していたノザはかなり上達していて1軍定着です。もうどこにでも連れて行けるパートナーに育った。
ガリガリ言わせ足がキツイ。何とか2000mまで下るとザラメになり快適になった。1880m地点まで滑り今度は釈迦岳に登り返す。谷から上がると直射日光が強く厚い。気温も上がってきている。
汗だくで釈迦岳に到着。絶景です。また滑降準備して今度は丸岡谷を滑降する。山頂から滑り込めるこの谷は釈迦新道の登山口まで滑ることができ効率的です。
ザラメの谷は快適そのもの、幸せでした。 あっという間に林道に合流、後は湯の谷を渡り市ノ瀬まで林道を進むがここからが1番の核心。谷から尾根に上がる部分が雪崩と落石が頻繁に起きる場所でとても危険だ。
僕がルートを作り方斜面の絶壁を進む。雪は緩みルートは作りやすいがいつ上から雪崩れるか不安だ。速攻で通過しノザも速攻でクリア、もう安心です。
後は市ノ瀬まで傾斜の着いた林道だから楽だが雪崩があちらこちらで発生していた。日陰の林道は雪も固くスピードアップが出来た。
市ノ瀬からの道も意外と快適に降りられ後はチャリで帰るだけ。 今日は天気がイイのに入山者は僕らのほかいなく貸切でした。

まだ暗い別当出合の休憩舎

夜が明けるころ甚之助小屋に到着。

弥陀ヶ原に上がると凍り付きカチカチな白山がお出迎え。

室堂は豪雪でした。

クトーを付け山頂目指す。

やっぱり厳冬期より楽です、まだまだ行けます。

山頂から室堂の眺め、日本の豪雪地帯。

山頂部は氷の世界、慎重に滑降。

大汝峰の大斜面から湯の谷へ滑降する。

1880mから釈迦岳への登り返し、山頂はもうすぐ。

山頂からの絶景、しかし暑いです。

次は山頂から丸岡谷へ滑降。

ここが核心部のトラバース、気温が高い時は気を付けて下さい。

やっと市ノ瀬に降りてきました。橋だけは永井旅館の重機で除雪がしてある。

チャリは早い!