槍ヶ岳ワンデイ 戻る
メンバー 僕 YASUHIROさん 髭魔人
2013年12月23日
新穂11:33〜穂高平0:25〜白出沢出合1:27〜滝谷3:07〜槍平小屋4:26〜47〜飛騨乗越8:30〜肩の小屋9:04〜山頂9:41〜
肩の小屋10:17〜23〜槍平小屋10:53〜白出沢出合12:16〜新穂13:05
深夜0時新穂発の約束、僕は23時頃現地に到着。今日は天気が下り坂なので午前が勝負、気合が入っていた。出発準備はできたけど時間がまだある。
よし先に行ってラッセルしときます!。除雪終了点に行くと前日のトレースが付いていた。有難く使い進む。今年はこの時期にしては積雪が多い。どこでもショートカット
出来る。しかし立派なトレースがあるので林道をそのまま進んだほうが早い。運よく穂高平に続く夏道にトレースがあり斜面に取り付くがしばらくで消えていた。なんてっこった。
急斜面のラッセルをしなければならない。フライングした事に後悔だが後の祭り。単独で穂高平まで登った。ちょうど皆も合流。またトレースを使い進む。
黙々と進み白出沢出合に着いたが2人は昨日の四ツ岳激ラッセルの疲れが残っておりスローペース。登山道から河原に外れここからは自分たちでトレースを作る。YASUHIROさんは
後半めっちゃ強いので前半は僕と髭ちゃんで突き進む。空は星空で放射冷却、寒い。槍平手前で手がしびれガイド手袋のインナーを装着、気温は−17度だった。小屋に着くと2階の
入口が埋もれ除雪して中に入りアタック準備。まだまだ暗い中飛騨沢を進む。気温が低いので雪崩れる心配はないがデブリは所々あった。
標高も随分上がったころ明るくなり始めた。時間と共に笠ヶ岳や抜戸岳のてっぺんが赤く染まりだす。写真取りながら進むがいっこうにラッセルから解放されない。とうとうクトーなしで
飛騨乗越に到着。スーパーファット様様でしたが重い板で飛騨沢の登行は辛かった。小屋横で荷物をデポして穂先に取り付く、岩と氷とラッセルで苦労したが絶景の山頂に到着。
気合入れて良かった。一杯写真撮って下山開始。登りより慎重に行動して滑降準備。今日は槍沢側にトラバースして乗越から飛騨沢に飛び込む。氷化のミックスを慎重に滑り高度を
下げると、半モナカの激パウ、PONの得意とする雪質でもう皆飛騨沢で好き放題。最高でした。槍平小屋からはトレースに乗っかり高速走行。楽しかった。
朝日が昇ると笠ヶ岳が赤く染まってきた。
双六岳方面に穂先のシルエットが。
飛騨沢上部。いつ来ても辛い。
乗越に着くと穂先が見え足が進む。
最終アタック。慎重に。
やったー。貸切です。
美しい。
滑降開始。頑張ってよかった。
僕たちだけのゲレンデでした。
これが山スキーです。