白山東面台地周回(2702m)ワリ谷から    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん 髭魔人 名人 ノザ


2014年4月13日


平瀬ゲート1:52〜チャリデポ点(1040m)2:45〜ワリ谷林道4:13〜ワリ谷5:12〜北弥陀ヶ原7:18〜お花松原7:57〜翠ヶ池8:53〜山頂9:26〜9:52〜東面台地滑降〜
コブラツリー10:21〜県道合流10:44〜チャリデポ点11:35〜平瀬ゲート12:12


平瀬ゲートからの県道の雪解けも進んでいるのでチャリを使い東面台地に行くことにした。ただ往復するだけでは変化もないので周回することにした。
以前間名古の頭に行った時の尾根から快適な谷が見えていた。調べるとワリ谷だった。もう行くしかない、名人とノザも参加してルート開拓してきた。

深夜ゲートに到着したら名人もう準備をしていた。体力無いから先に行っていると30分前にチャリを漕いで出発していった。すごいフライングだ。
皆そろって僕たちも出発、バトルの始まり。所々雪崩れた雪が残っておりそのたびにチャリを担いで通過するので時間がかかる。髭ちゃん相変わらず早い。
ガシガシ漕いで間名古谷辺りで名人をぶち抜く。しばらく行ったところで積雪があり終了しチャリをデポ。スキーを履いて進むがすぐに雪切れ、しばらく行くと雪も出てくるだろうと
進むが全くない。チャリを押してくれば良かったのにと後悔した。

1時間程歩きワリ谷林道に取り付き上流目指して行く。雪は豊富で快適、林からだんだんと湿原になり巨木が点在する。ここも癒しの谷だ。ここも1時間程歩きGPSで確認すると林道終了し
谷に合流。傾斜がきつくなり始めたが見通しもきくし歩きやすく快適、登りに使うのがもったいないくらいだった。谷を登り上げると台地が広がった。素晴らしい景色だ。
この台地を登り上げると中宮道の北弥陀ヶ原に合流する。山頂が見え始め気分が高ぶる。尾根上を行き一旦シールを剥がしてお花松原に滑り込む。再びシールを付けヒルバオ雪渓の谷を
登り詰めたがなかなかの急斜面で所々氷化していた。

登り上げた所に翠ヶ池があるがもちろん雪で閉ざされその上を歩き山頂を目指す。すぐ横には剣ヶ峰の岩峰が迫っており迫力がある。さらに進み目の前に御前峰が迫るが北斜面は完全に凍結していて
登れないから御宝庫の下から巻いて行く。だがここもカチカチで登り上げるのに苦労したが何とか山頂に到着、名人も遅れて到着。遥か下の弥陀ヶ原に単独者が登って来るのが米粒のように見えた。
いつものように白山の神様に登頂の感謝と安全を祈願してシールを剥がし滑降準備する。
今日も山頂から滑降だが東面台地に行くには氷化斜面を滑降しなければならない、コケタら止まらないし下には岩がいくつも出ていて激突すれば終わりだ。奥の宮の裏から慎重にエッジを効かし安全地帯に滑る。
ノザもちゃんと滑ってこれた、さすが1軍。山に行けば行く程成長し立派な山ヤになるだろう。

山頂直下の急斜面は氷化していたが台地に入ると雪も緩みやがて快適なザラメになる。もう最高です。皆で写真を撮り合いながらドンドン滑り込む。快適な大地は果てしなく続きあの名物コブラツリーに出会えた。
記念写真を撮りさらに滑り台地の末端まで滑れた。道路からの取付は雪が消えていたが数十メートルだけ。楽しかったです。
雪が付いている所までスキーで滑り後は板を担いでチャリデポ点に行く。行きも長かったが帰りも長い。やっとチャリにたどり着きゲートに行く、小石を踏まないようにかっ飛ばし到着。名人も完全復活だがもう山スキーの
シーズンが終わってしまう…。
体力に自信のある方は是非お勧めのコースです。

明るくなるころにワリ谷林道終了点。

正面奥に見える谷を行く。

ワリ谷を登り上げると台地が広がっていた。

台地を振り返る。

山頂部が迫る中宮道を行く。

お花松原。花も美しいが雪も美しい。

大汝峰を横目に翠ヶ池の上を進む。

着きました。定番のポーズ。

ガチガチの山頂から滑降。コケたら下に見える岩に激突してしまう。

安全地帯の台地に滑り込む。

楽しい。

コブラツリーに出会えました。

東面台地取付点は雪切れ。

デブリと倒木に苦労しました。