雷電山(1211m)    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん あんちゃん

2014年1月2日

集会場P4:52〜尾根取付6:13〜山頂9:41〜10:00〜林道合流11:41〜集会場P12:03


今日は冬型気圧配置が強まり夜中は強風が吹き荒れ車を揺らしていた。山は大荒れだろう。今日からあんちゃん参戦で
3人で行くことになる。4時に起床、昨日は寝不足だったが今朝はよく眠れ体力が回復した。準備して3人でスタート、勾配の
少ない林道を踝ラッセルで進む。ここは海岸に近いので風が強く寒い。ハイペースで歩き尾根取付点に着く。ここからは
樹林帯になり風が弱くなり静かだ。3人でラッセルを回し高度を上げる。あんちゃん相変わらず強い!先頭でもガンガン登り
着いて行くのがしんどい位だ。若いってすばらしい。
標高が上がるとまた強風が吹き荒れてきたので風を避ける為尾根を回り込み進むがどこに逃げても一緒だった。早めに
防寒対策をした。1046mのポコを巻くために900mからトラバースにかかった。このころ風が止み視界が開けてきた。
日本海も近くに見えテンション上がる。先へ進むと山頂も見え始めた。このままの気象ならもう楽勝だな。と思っていたら
やはり北海道は甘くない。ポコを巻き終える頃猛烈な吹雪になり始めた。標高はまだ1000mなのにこの厳しさは凄い。
また地獄に入ったようだ。寒気が入った北海道は低山でも甘くない。吹雪に耐えなんとか山頂に着いた。もちろん
ホワイトアウトの世界。地獄以外言葉が見つからない。滑降準備して滑りだすが視界が無いうえにサングラスの隙間から
雪が入りもう最悪。時間がかかった。吹雪に耐えて高度を下げるとやっと地獄から解放された、後はスキーを楽しみ林道に
合流して車に戻った。悪天用に選択した山だったがとても厳しい山行だった。

早いうちから防寒対策をした。

強風の中を突き進む。

トラバースをする頃視界が開け風が止んだ。

山頂も見えだす。もう少しでポコを巻き終える。

甘くない。一瞬で地獄になった。

山頂で滑降準備をする。

地獄から舞い降りてきた。

スピードの出しすぎに注意。