笈ヶ岳(中宮からワンデイ)1841m 戻る
メンバー 僕 YASUHIROさん 髭魔人 ノザ
2014年3月9日
スーパー林道ゲート1:30〜中宮レストハウス2:32〜ブナオ山鞍部5:53〜冬瓜山鞍部8:16〜1400m登り返し点9:18〜シリタカ山鞍部10:17〜
山頂11:04〜22〜1400m登り返し点11:43〜冬瓜山鞍部12:41〜ブナオ山鞍部13:23〜林道合流13:55〜スーパー林道ゲート14:50
2週間前に境川ダムから入山してピークを踏んだが今回は中宮から入山してピークを踏んだ。先週冬瓜山で敗退したノザも参加してチャレンジ。
山は厳冬期に逆戻りしており厳しいラッセルとなったが天候に恵まれ山の神様に感謝してます。
深夜1:30にスーパー林道ゲートを出発。新雪が20cm程だろうか、シールを付けずに下り坂を進み行けるとこまで行った。三又発電所辺りからシールを付け
中宮レストハウス辺りの斜面に取り付き沢に入った。当初沢を詰める予定だったが水が出ており変更。左岸側の尾根に取り付いた。
ここから苦労の連続で南斜面だから根雪がもうなく数日前からの新雪だけで藪だらけ、モンキークライムで猿のように急峻な斜面を行くとやがて快適な斜面となった。
1020mの鞍部からはブナオ山のトラバースになる、ここは雪崩れる核心の1つだが巻に入るころ放射冷却で気温は−10度以下。まずは安心だ。
トラバースを終えるころやっと明るくなる。天気は晴れで予想外だったがこの先冬瓜山鞍部までの尾根はアップダウンの連続で予想どうり苦労した。
鞍部からは冬瓜とシリタカを巻く為に一旦1400mまで下りシリタカ鞍部に向けて登り返した。山頂は雲の中だったがだんだんと晴れトレードマークの岩峰が見えてきた。
振り返ると白山も山頂部以外は見え絶景だ。
稜線に上がると強風のおもてなし!ノザはいい経験が出来ただろう。山頂に着くと極寒だが視界は良く寒さを忘れる程だがやっぱり寒い。
シールを剥がし滑降、1400m地点まで一気に滑降。程よいパウダーで快適。もう止められません、山スキー最高です。
登り返したらブナオ山鞍部までは我慢のトラバース、気温が上がったブナオ山斜面はデブリだらけでやはり核心だった。この先下部は雪が腐り根性の滑りとなったが
イイ斜面を選び林道に合流。登った尾根より東側に降りたが快適そのもの。登りで使えば1時間短縮できたと思う。
最後はゲートまでの漕ぎだが雪は緩くシール無しでゲートまで行けたのでラッキーでした。この時期に石川と富山からピークを踏んだ僕たちに深田久弥さんは驚いてくれるかな?
小さいアップダウンの連続。雪庇でトラバースできない。
光が差すと幻想的な景色になる。
冬瓜山のトラバース開始。
顔を出さない笈ヶ岳。
シリタカ山直下の1400m登り返し点へ。
振り返ると中宮山から大笠山に伸びる稜線が見えた。
定番ショット、トラバースラインが見える。
シンボルマークが見えてきた、ノザは初めて。
着きました!今期2回目。この山は苦労の連続です。
白山をバックに滑降。
ブナオ山は雪崩れてました。