間名古の頭(間名古谷滑降)2123,9m    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん 髭魔人 名人

2014年3月23日

大白川ゲート1:39〜間名古谷右岸尾根取付4:08〜標高1370m尾根上5:43〜頭直下谷合流9:18〜間名古の頭10:15〜10:41〜間名古谷滑降〜
林道合流11:20〜大白川ゲート12:53


間名古の頭には以前別ルートから登頂したことがあるが今回は大白川の林道を歩き尾根を登り詰め間名古谷を滑降してまた林道から戻るコースだ。
大白川の林道は山側も谷側も切立った道路で冬期は雪崩と落石が頻繁に起きとても危険でアプローチに使う人はほとんどいないだろう。僕たちは天候を読み雪崩の危険が少ない深夜に
通過する。今日は名人も加わり4人でゲートを出発した。

ゲート周辺には積雪が無く除雪車が入ったのだろうかと思っていたが日当たりがいいので雪解けが進み積雪が無いようだ。500mほど進むと雪が現れスキーを履いて進む。ヘルメット着用で
いくつもあるデブリを乗り越えて行く。途中の落石地帯は緊張が走った。急峻な崖に雨が降ると道路に全て流れ込み川のような流れとなり雪を溶かしていくので雪割れが多く何度もスキーを脱いで
歩くから時間がかかった。何とか安全地帯に進み林道を黙々と行き間名古谷にかかる橋を渡り尾根に取り付いた。
予定時間より多くかかったが日の出前に尾根に登り上げ赤く染まる白山を写真に収めたくガンガン登る、しかしルーファイミスで急峻な尾根にはまりツボ足で行くことになりまた時間ロス。
結局間に合わなかったが太陽に照らされ真っ白な白山と快晴の空の景色は素晴らしい。競うように並ぶ御前峰と剣ヶ峰の頂はいつもと違う角度から見えるので美しい。
標高を上げ2000mから一度シールを剥がしなるべく高度を落としすぎないように間名古谷へ合流する。さすがYASUHIROさんどんぴしゃり頭の直下に合流した。ここからあまりラッセルしていなかった
名人が先頭でルートを作り登り上げた。結果は失敗で最後は僕がルートを作り頭に到着した、もう絶景です。ここは裏白山の1番の展望スポット、何度来ても惚れ惚れします。雪庇の陰で風を避けながら
滑降準備、頭からルンゼに飛び込み谷に滑り込む。もう最高です。程よい雪質に程よい傾斜、写真を撮り合いながらドンドン滑り降りる。心配していたデブリも少なくあっという間に林道に合流。
全く無駄のない滑りで標高差1130mを滑り降りた。
さあ後は危険な林道の通過だが気温が上がってきてるのでヤバそう。ヘルメットをかぶり直しスキーを歩行モードにして一気に危険地帯を通過した。やはりスキーのスピードは安全です。
ゲートに到着し握手を交わして山行終了、名人も10分遅れで到着。お疲れ様でした。

尾根に登り上げたら日が昇ってきた。

巨木のアート。いろんな形がありました。

標高が上がると白山を眺めながらのハイクアップ。

振り返ると眼下に白水湖が見えた。

2000mから谷までのルート作り。

名人のルート作り…失敗、、

頭に到着、中宮道の稜線が白山に続いている。

壮絶な地獄尾根も雪をまとうと綺麗です。

僕と白山。

頭からルンゼに向かう。

ルンゼから間名古谷へ滑り込む。

もう最高です。

斜面にやりたい放題。

林道に合流。登りは左の尾根で滑りはこの沢。

ヤバイ林道。速攻で通過する。

トンネルも埋まっていた。

お疲れ様でした。