大明神山(2082m) 戻る
メンバー 僕 YASUHIROさん 髭魔人
2014年3月2日
林道除雪終了点1:54〜片貝第4発電所3:12〜貯水池3:49〜標高1500m6:36〜山頂9:13〜25〜標高1500m10:18〜貯水池10:42〜
第4発電所10:53〜除雪終了点11:37
昨年の毛勝山敗退のリベンジを果たすためいつものメンバーで挑戦した。YASUHIROさんは敗退後単独でまた挑み成功したが僕と髭ちゃんはまだで
気合が入っていたが標高を上げるに伴い雪の状態が悪くなり雪崩れる危険があったので今回も大明神山までとなった。
仕事を終え車を走らせ除雪終了点まで行った。去年より1km弱奥まで入れた。酒を飲んで眠ったが23:30頃土砂降りの音で目を覚ましもう寝れなかった。だが
数時間寝たから大丈夫だ。2時前に皆と合流して林道をスタート、この時は湿った雪に変わっていた。プチラッセルで進み第4発電所到着、早くも手袋が濡れだし
先が思いやられる。ここから尾根上にある貯水池目指して尾根に取り付くがデブリだらけで心臓に悪い。貯水池を過ぎると尾根を忠実に進みやがて1404mピーク
の巻になり難なくクリアした。しかしこの上の1525mピークの巻は苦労の連続、カチカチ斜面のトラバースだからとても緊張した。落ちたら大変だ。
際どく巻いたらまた尾根に戻り高度を上げる、いつしか雪も止みいいペースで登り上げ大明神山が見え始めた。標高1900m位から突然雪の状態が不安定になり
クラスト斜面に降り積もった新雪が割れ始めた。積雪は20〜30センチくらいでちょっとヤバイ。わずかな刺激でも10mほど割れる所もあり雪崩に要注意だ。
やがて視界も無くなり風も出てきた。急登を登り雪庇を乗り越え大明神山に着いたが視界も無くこの先の下りと毛勝山への登り返しは雪崩れの危険が大なので
行くのを止めここで終了。またチャレンジすればいいさ。
シールを剥がし滑降する、慎重に滑りカチカチ斜面を下り安堵するが細尾根に雪庇が張り出した斜面がまだまだ続く。際どいトラバースもこなし何とか安全地帯に
入り後はすべりを楽しみ一気に発電所まで滑り降りた。山頂からほとんど無駄もなく滑り降りれるいいコースでした。
最後は林道の手漕ぎの始まり、今日は体力が余っていたので誰にも先頭を譲らず漕ぎ続け終了した。
貯水池を過ぎると快適な尾根になった。
巻が終わると雪庇の発達した細尾根の連続になる。
振り返るとこんな感じ。
僅かな時間だけ視界が開け山頂が見えた。
1900mからは雪面は割れ放題、ヤバイです。
注意しながら登り雪庇を越えたら山頂。
今日も山頂から行きます。
上部は辛抱の滑りで下部は攻めの滑り。
貯水池が見えたらそろそろ終盤。
下に見える発電所に向けて滑降。
デブリと戦いながら滑降する。